不完全な美、火。
夜の撮影は難しい。
理由はいろいろあるけど、個人的には"ブレやすい"ってところが1番。
最近撮った線香花火の写真を見てもそう。
ほぼ同じアングルで何枚も撮ってみたけど、圧倒的にブレている写真の方が多かった。
でも、ピントがバッチリ合っている写真とブレてボケている写真を見比べて、わたしは気付いた。
"完全なものよりも不完全なものの方が惹かれる"という事に。
わたし自身は、結構色んな事に対して完璧でありたい(完璧であるかどうかは別)タイプだったけど、この不完全なボケボケの線香花火の方が美しいと感じたことから、完璧である必要なんてないと、自分に重くのしかかる何かから解放されたと同時に、不完全な方が愛嬌があるということを学んだ。
(※あくまでも私の見解です。)
そんな線香花火から学びを得ているうちに、あっという間に"ナツノオワリ"。