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紅葉の奥日光

 今年、立山黒部アルペンルートの次に紅葉の撮影地として選んだのが奥日光です。関東では箱根とならび人気がある観光地であり、紅葉は関東屈指の美しさだといわれています。中禅寺湖、華厳ノ滝、男体山など多彩な撮影スポットがあり、浅草から東武鉄道の特急で2時間弱とアクセスも良く、NIKKO MaaSというフリーパスがあるのでリーズナブルに観光を楽しむことができます。
 NIKKO MaaS(日光マース)フリーパスのご案内 (tobu-maas.jp)

 日光市観光協会のホームページも充実しているので計画を立てるのに便利です。日光東照宮など見どころがたくさんあるので、四季を通じて楽しめそうです。今回の撮影スポットの説明でも一部引用しています。
 観光スポット|日光旅ナビ (nikko-kankou.org)
 
 鬼怒川温泉に前泊したのですが、NIKKO MaaSを利用すると、鬼怒川温泉から東武日光駅への移動もフリーパスでできます。翌日、JR日光駅から路線バスでいろは坂を登りました。紅葉の時期は渋滞すると聞いていたので朝早めのJR日光駅8:32発の便にしたため、渋滞には巻き込まれずに済みました。

11月1日(明智平 午前9時30~10:30頃撮影)
 いろは坂は下り専用の第一いろは坂と上り専用の第二いろは坂の二つの坂を合計すると48か所もの急カーブがあることから「いろは48文字」にたとえてこの名がついているそうです。紅葉の見ごろを迎えており、明智平のロープ―ウェイは混雑しており40分待ちでしたが、素晴らしい眺望で撮影を楽しみました。

明智平ロープ―ウェイ 画面中央には第一いろは坂も見えます

 ロープ―ウェイで登った明智平の展望台から眺める景色は、男体山をはじめとする奥日光の紅葉の山々、中禅寺湖、そしてそこから流れる落ちる華厳ノ滝が絶妙なバランスで美しく調和しており、まさにここでしか見ることができない雄大で美しい絶景だと思います。

明智平展望台より華厳の滝と中禅寺湖を望む


11月1日(半月台展望台 午後0:00~1:00頃撮影)
 今回の撮影旅行で特に楽しみにしていたのが、明智平展望台と半月台展望台からの眺望でした。天候が良いうちにと思い、明智平からバスに乗り、中禅寺湖で半月台展望台行乗り換え、小一時間で半月展望台のバス停で降り、そこから急な山道を約20分登ると半月台展望台に到着しました。山道は結構急できつく翌日はひざががくがくでした(笑)それを差し引いても頑張って登った甲斐がある美しい景色が広がっていました。

半月台展望台から男体山、中禅寺湖を望む。手前に八丁出島
遊覧船が八丁出島の右手に見えます。遊覧船の動画でこの付近も撮れましたのでお楽しみに
八丁出島 望遠レンズで切り取ってみました。
紅葉と湖面の青のコントラストが美しかったです。

 2日目は、中禅寺湖からバスで約30分、湯ノ湖湖畔の亀の井ホテル奥日光湯元ホテルに宿泊しました。濁り湯の露天風呂は最高で旅の疲れが取れました。食事もビュッフェ形式で和洋の多彩なメニューが用意されていましたが、栃木の地酒の利き酒セットと山女魚の塩焼きが特に美味しかったです。
 【公式】亀の井ホテル 奥日光湯元|高原の奥に広がる湯ノ湖畔に佇む絶景の温泉ホテル (kamenoi-hotels.com)

11月2日(湯滝 湯ノ湖 午前7:30~8:30頃撮影)
 もうひとつ奥日光の撮影で楽しみにしていたのが滝と湖です。 
翌朝は、7時30分ごろホテル前からバスに乗り、10分程で湯滝のバス停に到着、10分程歩くと湯滝に着きました。この日も晴天に恵まれ、高原の朝の清々しさと湯滝、湯ノ湖の紅葉を楽しみました。

湯滝


滝を流れる水の、白い水しぶきをあげながら力強く流れ落ちる勢いと、
白い糸を引いているような繊細さが同居しており、不思議な美しさを感じました。


湯ノ湖と湖面に写る紅葉


湯の滝展望台 滝の上から、奥日光の山々と紅葉を観ることができます。


11月2日(中禅寺湖クルーズ 午前9:30~10:30頃撮影)
 湯の滝から戦場ヶ原を経て中禅寺湖畔までバスで30分程で船の駅中禅寺に到着しました。
 中禅寺湖は、海抜高度1269mにある日本屈指の高さにある湖であり、周囲約25km、最大水深163mで、およそ2万年前に男体山の噴火による溶岩で渓谷がせき止められ、原形ができたといわれており、四季折々に美しい姿を見せ、明治から昭和初期にかけては数十軒の大使館別荘が立ち並ぶなど国際的な避暑地として賑わったそうです。
 中禅寺湖を約1時間かけて一周するので、遊覧船から観る紅葉や中禅寺湖男体山の美しさを堪能することができました。
 中禅寺湖遊覧船クルージング│公式サイト (chuzenjiko-cruise.com)

 

(設定で画質をHD1080pにしてご覧下さい。スマホでの視聴がお薦めです。)八丁出島付近は2:35あたりからです。
 
BGMに無料音楽素材サイトのBGMer(ビージーエマー)の『淡々と流れていく時間』を使用しました。楽曲が豊富でクオリティーも高い良いサイトだと思います。フリー音源・無料BGM「BGMer(ビージーエマー)」

船中より男体山と船の駅中禅寺(手前)を望む 


船中より八丁出島を望む


晴天に恵まれ、船尾から眺める中禅寺湖の紅葉と白くあがる水しぶきが気持ち良かったです。 


11月2日(華厳の滝 午前11:00~12:00頃撮影)

 船の駅中禅寺から徒歩15分程度で華厳の滝に着きました。
華厳ノ滝は日本三大名瀑の一つにも数えられている大瀑布であり、中禅寺湖の水が、高さ97mの岸壁を一気に落下する壮大な滝で、自然が作り出す雄大さと、華麗な造形美の両方を楽しむことができます。エレベーターで滝つぼの観爆台に行くことができます。力強さと優美さが共存しており、まるで緻密に計算して造られたような美しさに魅了されました。今回の撮影旅行の最後にふさわしい素晴らしい景色でした。雰囲気を変えて縦横両方で撮ってみました。

展望台より華厳ノ滝を望む
滝つぼの観爆台より華厳ノ滝を望む 

 

奥日光

最後までご覧いただきありがとうございます。
立山黒部アルペンルートの紅葉についてはこちらからご覧いただけます。


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