資格やスキルを超効率的に手に入れる最強の勉強法
「資格の勉強してるけど、イマイチ成果が出ない。」
「スキルを身につけようと勉強してるけど、難しい。。」
といった悩みはありませんか?
この記事ではそのお悩みを解決します。
具体的には、以下のようなことを解説していきます。
科学的に正しい勉強方法
使える知識を身につける方法
最も効率の良いスキルの身につけ方
学習の効率を最大化させる準備の仕方
なぜかみんながやらない最強の学習テクニック
Etc
正しい学習方法を身につければ、スキルも資格も簡単に手に入るようになります。
実際に僕は、Webのスキル0からフリーランスのWebエンジニアになれ、TOECIも425点から885点まで伸ばすこと出来ました。
これは僕が頭が良かったわけではなく、単に正しい学習法を実践しただけです。
また、この記事は「Learn Better」といった学習に関する本数冊を元にして書いています。
つまり科学的根拠もあり、僕の経験でもその効果は実証済みの方法を紹介するので、かなり信頼性は高いかと思います。
ぜひ今回紹介する方法を参考に、あなたの学習効率を最大限に高めてください。
科学的に正しい学習の手順をご紹介
まず、科学的に正しい学習の手順を解説していきます。
どんなに優れた学習をしても、準備がおろそかだと効率が大きく下がってしまいます。
またこの準備をしっかりしないと、途中で挫折してしまう可能性があります。
「今年こそは英語を身につける!」と意気込んでも結局諦めてしまった経験などはありませんか?
そんな方はぜひこのステップを参考にしてください。
それでは解説していきます。
1.モチベーションを高める
まず、学習のモチベーションを高めましょう。
モチベーションが低いと、学習効率が大きく下がってしまいますし、学習が長続きしません。
実際に、学校の勉強などは続けるのが大変だったかと思います。
またモチベーションがないので、根本的な理解もしようとしなかったと思います。
大学で行われた実験で、「統計学が自分の人生にどう役立つか」の文章を書いたグループは、モチベーションが劇的に上がったという研究もあります。
なので、「これから学ぼうとしてることが、自分の人生にどう役立つか」を文章にしてみましょう。
また、しっかりと具体的な目標も決めておきましょう。
「英語を身につける」よりも、「英検1級を取る」といった具体的な目標の方が何をするべきかが明確なので、成功率が高まることは予想できると思います。
2.現在地を確認する
次に、「自分の現在地」を確認しましょう。
これが分からないと、何から勉強したら良いかが分からないので。
例えば、一次関数が分からない人は、二次関数を学ぶ前に一次関数を学んだ方がスムーズに学習を進められるでしょう。
具体的には、自分が学ぼうとしてる分野で「既に知ってること」と、「まだ知らないこと」をそれぞれ書き出しましょう。
例えば、「心理学」を学ぼうとしてる場合は次のようになります。
知ってること
・バンドワゴン効果
・カリギュラ効果
・単純接触効果
知らないこと
・アンカリング効果
・損失回避
・ピグマリオン効果
このテクニックには、2つのメリットがあります。
まず、先ほど言った通り自分の現在地が分かるので、何を勉強したら良いかがハッキリします。
2つ目のメリットは、好奇心を刺激できるという点です。
人間は好奇心を刺激されると、記憶力や学習のモチベーションが上がります。
実際にトリビアクイズを聞いた後は、記憶力が上がったという研究もあります。
つまり、知らないことを書き出すことで好奇心を刺激できるので、学習効率を上げることができるのです。
3.具体的な学習手順を決める
最後に、「具体的な学習手順」を決めていきましょう。
手順としては次の通りです。
目標達成のために必要そうな知識を書き出す
それらを身につけられそうな教材を探す
その教材をどの順番で学ぶべきかを考える
これを具体的なスケジュールに落とし込む
定期的に学習計画を見直す機会を作っておく
これができれば、学習の準備は完璧です。
「何をどんな教材で学べば良いか分からない。。」
という方は、過去に学習に成功した人を参考にしましょう。
例えば東大を目指すのであれば、過去東大に学習した人が使った参考書やスケジュールを探してそれを参考にしましょう。
もちろんその通りに学習しても合格するとは限りませんが、計画を立てる上ではかなり参考になるでしょう。
最も効率の良い学習法5選
学習の準備ができたので、次は具体的な勉強法を解説していきます。
まず厳しいことを言うようですが、次のことを頭に入れてください。
「学習には苦痛がともなう。」
正直に言いますと、楽勝な学習方法はないです。
理由は簡単で、簡単な勉強をしても脳が成長しないからです。
脳は限界を感じた時に、成長しようとします。
これは、筋肉が筋トレで苦痛を与えないと成長しないのと同じです。
なので、楽な勉強を求めるのはやめましょう。
前提を共有したところで、具体的な学習法を解説していきます。
この段階では、「知識を頭に叩き込むこと」を目標にします。
英語で例えると、「単語を記憶すること」がここでの目標です。
そして、「英語を喋れるようになる」が次の章の目標になります。
それでは解説していきます。
1.検索練習
まず、知識を記憶する上で最強のテクニックは「検索練習」です。
要は、「テストなどをして知識を思い出すこと」がこの検索学習になります。
単語帳を反復することで英単語を記憶できていたのは、「知識を思い出すこと」を何回も繰り返していたからです。
実際に、何回も教科書を読んだグループより、何回もテストをしたグループの方が成績が良かったという研究もあります。
また、テストは自分で作成した方が能動的な学習になるので、さらに学習効果が高いです。
ぜひ覚えたいと思った知識は、自分でテストを作って何回も解いてください。
2.モニタリング
次にやるべきなのが、「モニタリング」です。
モニタリングとは、要は「自分の行動を記録すること」です。
自分の行動を記録することで、意思力が高まり目標達成の成功率も上がるということが分かっています。
また、「レコーディングダイエット」のように毎日の行動を記録することで、良くない行動を取りづらくなるとも言われています。
なので、自分がどんな教材で何をどのくらい学んだか、をできるだけ毎日記録するようにしましょう。
さらに「モニタリング」することで、「メタ認知」も活性化することができます。
「メタ認知」とは、簡単に言えば「考えてることを客観的に見る技術」になります。
例えば、「自分は今〜ということを考えているな」という感じ。
この「メタ認知」をうまく使える人ほど、問題解決能力が高いということが分かっています。
ある実験では、学校の成績の高さは、IQよりもメタ認知の上手さの方が相関があったという話もあります。
なのでメタ認知を活性化させるために、余裕があれば以下のようなことも記録しましょう。
自分は何を学んでいるか
自分はきちんと集中できていたか
何かを間違えた場合は、なぜ失敗したのか、そこから何が学べるか
きちんと理解できたか、難しい点はどこだったか
分からないところはなかったか、具体的にどこが分からなかったか
もちろんこれを毎回記録するのは面倒だと思うので、余裕がある時だけでOKです。
3.フィードバック
次に紹介するのが、「フィードバック」です。
フィードバックを得ることで、自分の知識を客観的に見ることができるので学習効率が上がります。
実際に一人で学習するよりも、コーチや教師と共に学習した方が効率が上がりそうなのは想像できると思います。
「でも、自分は一人でやった方が効率よく学習できる気がする。。」
と思うかもですが、その人は正しいフィードバックを受けたことがないのかもしれないです。
実際に、下手なフィードバックを受けると、学習効率は逆に下がってしまうという研究もあります。
なので、以下のようなフィードバックをくれる人に頼みましょう。
今回自分は失敗したのか成功できたのか
具体的にどこが悪かったのか
どう改善すればいいのか
また実績がない人に頼んでしまうと、合っているのに間違ってると評価されてしまうこともあります。
なので、コーチを頼む場合などはなるべく実績のある信頼できる人に頼みましょう。
4.分散学習
次に、「分散学習」を意識しましょう。
聞いたことがない単語かもしれませんが、簡単にいうと「時間を置いてから復習しましょう」ということになります。
「エビングハウスの忘却曲線」というのを聞いたことがある人も多いでしょう。
人間は放っておくと、学習した知識をすぐに忘れてしまいます。
けれど、ちょうど良いタイミングで復習することで、覚えたい知識を覚えておくことができます。
そして、復習するタイミングは徐々に伸ばしていくのが、最も効果的ということが分かっています。
具体的には、1日目、2日目、4日目、8日目といった感じで伸ばしていきましょう。
人間は、記憶するためには最低3回の反復は必要だと言われているので、しっかりとこれを目安に復習しましょう。
5.空白を作る
学習した後は、「空白の時間」を作りましょう。
例えば、24時間を勉強のために当てるのではなく、しっかりと休息や睡眠の時間を取りましょう。
実際に、睡眠不足になると、記憶力が大幅に下がるといった研究もあります。
また、学習の後に数分間ボーッとする時間を作った方が、記憶の定着率が高まるといった話もあります。
また学んだことを元に、内省や空想をした方が、より深く記憶することができるでしょう。
なので、しっかりとこの「空白の時間」を作りましょう。
なぜかみんなやりませんが、この時間があることであなたの学習効果を最大に高めることができます。
知識を磨いて使える形にする方法
先ほどの章で紹介した方法は、簡単に言うと「知識を頭に入れる方法」になります。
なので次は、「知識を使える形にする方法」を紹介していきます。
このステップを踏むことで、知識をより応用しやすくなります。
ぜひ、参考にしてください。
1.具体化
まず紹介する方法が、「具体化」です。
要は、「学んだ知識をより具体的にして他人に説明できるレベルを目指そう」という感じです。
人間は、きちんと理解できてない知識を他人に上手く説明することができません。
逆に言えば、他人に説明できる知識はより理解できてる知識と言えます。
なので、他人に説明することをゴールにすることで、より深い理解を目指すことができます。
実際に、他人に説明するつもりで学習した人の方が、成績が良かったという研究結果もあります。
また他人に説明する時は、より具体的に説明しましょう。
人間の脳は、より具体的なものの方が理解がしやすいので。
つまり、複数の具体例を交えながら説明すればOKです。
さらに他人に説明する時は、議論したり、相手の質問に答えながらすればさらに理解が深まるので完璧です。
2.パターン化
次のテクニックが、「パターン化」です。
「パターン化」とは、「何かと関連づけたり、ある法則性を見つける方法」になります。
人間の脳は、すでに知っている知識と関連づけることで、記憶が定着しやすくなります。
また、何かと関連づけたり法則性を見つけることで、より深い理解をすることができます。
例えば、「tionが語尾の英単語は名詞である場合が多い」と覚えておくだけで、応用が効きやすくなるかと思います。
また同じ理屈で、マインドマップなどにまとめるのも効果的です。
ちなみに、関係づける時はなるべく別分野と関係づけた方が、より根本的な理解に繋がります。
例えば、「心理学のこの効果のせいで、歴史の〜という事件が起こったのか」という感じ。
また、このパターン化のために、以下のような推論も使うと効果的です。
なぜこうなのか
もっと良い方法はないのか
もし〜ではなかったらどうなっていたか
〜ということは〜ということではないか
つまりこれは〜ということか
余裕があればで良いので、この当たりも自分なりに考えてみると良いでしょう。
3.直接練習
最後に紹介するテクニックが「直接練習」です。
最後までもったいぶりましたが、正直このテクニックが最強だと思います。
「直接練習」とは要は、「実際に学んだ知識を使ってみましょう」ということです。
この「直接練習」を使えば、最も効率的に物事を学べます。
例えば、泳ぎ方を座学だけで学ぶよりも、実際に泳いだ方が圧倒的に早く泳げるようになるでしょう。
また、教科書を何回も読むより、志望校の過去問を解いた方がより合格に近づけるでしょう。
なので、できるだけ本番や実用に近い形で知識を使ってみましょう。
そして、行動してから足りないと思った点を元に、基礎を固めていきましょう。
先ほどの例を元にすると、「過去問の〜という分野の点数が低いから、もう一度ここの知識を固めよう」という感じ。
このように、実際の行動を根拠にして仮説を立てる⇨テストする⇨結論を出す⇨修正するというサイクルを回していきましょう。
まとめ
今回は、「資格やスキルを超効率的に手に入れるための最強の勉強法」を解説してきました。
最後に内容をまとめると次の通りです。
以上になります。
ぜひ今回紹介した方法を参考にして、あなたの学習効率を最大化させてください。
宣伝
今回のような記事を週1で投稿しています。
週1はこの記事のように、無料で公開しています。
毎回必ず本1冊は元にして記事を執筆しているので、余裕で元は取れるかと。
気になる方は、初月無料なので見てみてください。
https://note.com/hnoshin/m/m8fd9318c0c6d
また、Twitterで日々の様々なノウハウ等を発信しています。
https://twitter.com/hinoshin817
大量のインプットとアウトプットするための方法をワンコインで販売しています。
https://note.com/hnoshin/n/n8089082e90b2?magazine_key=m8fd9318c0c6d
おわり
ここから先は
プログラマー流、人生のライフハック
スキルアップに役立つ記事を科学的知識やITの観点から発信します。著者はTOEICを425点UPさせた経験や、ニートからフリーランスエンジニ…
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?