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シン・高所恐怖症 (翼をさずける)
高所恐怖症の患者は、明らかに安全が確保された場所であっても、柵を乗り越えて落ちる、床が崩れ落ちる、手すりが外れる、窓ガラスが割れる、などといった、一般的に考えてまず起こりえないような事態を想像し、恐怖を感じてしまう。
現在位置
ブラック企業からホワイト企業への転職を果たした今、現在の自分の位置を定期的に再確認しています。
ブラック企業での過重労働とパワハラ環境から這い上がり、安定的な生活を手に入れたものの、その後見えてきた景色には一抹の不安が隠れていました。
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転落
一度社会のレールから外れかけたことで、今までの環境が当然のように感じていた私にとって、転落は一瞬だという事実が鮮明に見えました。
会社の匙加減一つで、人間は簡単に狂います。
ブラック企業での過重労働やパワハラが引き起こす精神的な負荷は、知らず知らずのうちに人を狂わせる要因となります。
ブラック企業からの転職活動では、多くの会社に相手にされませんでした。
過重労働による睡眠障害を発端とする適応障害のハンデがあったからです。
自分の能力や経歴には自信がありましたが、そのハンデにより中小メーカーにさえ採用を見送られたときは、絶望感に打ちひしがれました。少しのハンデを背負っただけで、人は容易に崖の下に転落します。
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景色
這い上がるためには、途方もない力が必要です。
運良く納得できる転職先に辿り着きましたが、途中で心が折れてもおかしくありませんでした。
この綱渡りのような道筋は再現出来るかは分かりません。
それを知っているからこそ、見える景色が違います。
よくいる安定志向の人達の危機感の無さには時に驚かされます。
彼らには、崖の景色が見えていないのかもしれません。
それが普通なのだと飲み込もうとしましたが、イマイチ馴染めません。
景色が変わってから、周りが同質的とは感じられず呼吸が合わないような感覚があります。
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崖の上
崖の景色を視界に収めながら、今の環境を生き抜くしかありません。
現在の安定した環境も、少しの環境変化で再び転落してしまう可能性があることを肝に銘じておかなければなりません。
この危機感は勉強への没頭等、時に強力な意欲にもなります。
いずれ完璧に自分のモノにして、行動意欲に転換していきます。
「Red Bull Gives You Wings. レッドブル、翼をさずける。」
キャッチコピーが好きです。
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