凡人が第二の脳『Notion』と共に合格率5%の難関試験に挑む
脳に新たな刺激を入れる為に学習を変えます。
■忘却に抵抗
10月から忘却曲線復習インターバルを実践し、社会保険労務士の前半の単元は何周もしています。
複数科目を学習していると、似たような規定が出てきて知識が混ざりそうになります。
それを記憶から消えそうになる絶妙な時期に復習インターバルを組んでくれるのがこの管理ツールです。
この忘却起点の復習をベースにしたのは正解でした。
前半の労働法科目は知識の定着を実感しています。
※知識が混ざる例: 林業の暫定任意適用事業
→労災保険では常時労働者を使用しない
→雇用保険では常時5人未満
■忘却曲線をすり抜ける知識
効果的な復習をしても忘れるモノは忘れます。
例えば、給付基礎日額の1円未満は切り上げ、xxxx額は四捨五入、という数字系の内容です。
通関申告の輸入消費税計算だったり、外為法関係なら仕事で脳に焼き付いていますが、普段耳慣れない労働の法律は知識が定着しません。
第二段階として、すり抜け知識を集めていく事にしました。
■ミスノート
ノートというネーミングですがNotionデータベースです。
ミスした問題をここに集約します。
覚える期限は10日で設定しました。
理由は10日も覚えていられないような知識は本番で失点するからです。
社労士の全範囲を一周するには4カ月は必要です。
つまり直前期に全復習は物理的に無理であり、問題によっては最大4カ月前の記憶を頼りに回答しなければなりません。
苦手な部分をテキストで把握するだけでなく、「これはミスノートに書き込んだモノだ」と新たな角度の記憶を持つ狙いです。
そして直前期にはこのミスノートを重点的に復習します。
■ケアレスミスも厳しく判定
ケアレスミスの失点、分からなくて失点。
どちらも同じです。
知識はあったのに凡ミスをした。
このレベルも記録するとミスノートが膨大になってしまうのでは?と最初は悩みました。
しかし、昨年受けたSTC Expert法令編でその1点に負けて準合格だったのを改めて思い出し、このレベルこそ警戒する方向性にしました。
練習で発生した事は本番でも起きます。
取れる問題は確実に押さえにいきます。
■インプットとアウトプットの連結
次に、Notionの真価を発揮させて知識を整理します。
1.テキストを読んで苦手だから警戒と感じた部分を【忘却曲線管理】にデータを書き込み。
2.問題演習でミスした問題を【ミスノート】に書き込み。
この2つをNotionのリンクで繋ぎます。
利点は、インプット学習中にどういう論点で出題されるのか?と疑問に感じた時に【ミスノート】にワンクリックで飛んで確認が出来ます。
逆に、【ミスノート】の復習中に類似論点を見たくなった時にすぐに【忘却曲線管理】に飛べます。
知識の精度が甘い部分を簡単に行き来できる【忘却】【ミス】の複合データベースを構築します。
これを試験日までに周回して知識の定着度を上げる計画てす。
Notionを地頭拡張ストレージにします。
■挑戦
テキストを読み、問題演習を繰り返す。
この基本的なやり方をまずは7ヶ月、素直に実行しました。
___全く合格出来る気がしません。
地頭で乗り切るのが厳しい試験だと率直に感じました。
そこで捻り出したのが【ミスノート】【忘却曲線管理】Notionのリレーション機能による学習です。
Notionを第二の脳として知識をブチ込みます。
手応えを全く感じない7ヶ月から、合格の未来を思い描けなくなり挫折が頭によぎりました。
今は、Notion学習の可能性を試してみたいと考えています。
普通に勉強していたら手が届かない難関試験だからこそ、新たな気づきを得ました。
凡人 x Notion。残り約200日間の挑戦を始めます。
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