#14 HSP
わたしは、今年に入ってから「HSP」という言葉を知りました。
それまでは、引っ込み思案だとか、涙もろいだとか、それなりの言葉で自分の特徴を捉えていましたが、HSPについて知ったとき、かなりの衝撃を受けたことを覚えています。
今まで自分の中で引っかかっていたこと、上手く出来ていないと思っていたこと、それらがとことん、HSPの性質と当てはまっていました。
そうと分かったとき、わたしは救われた気がしました。
ああ、わたしのメンタルが弱いんじゃないんだ。ポンコツなわけではないんだ。生まれつきこういう人間だったんだ。
そう思えたから。
それから、なるべく自分が生きやすい道を選ぶようにしてこの1年を過ごしてきました。
人間として、大きな一歩を踏み出すことができたような気持ち。。
ただ、一方で、HSPを知ったことは、闘いの始まりだったのかもしれないと感じています。
いっそのこと、体調不良だとか、精神的な疲れとか、そんなものであって欲しかった。
生まれ持った性質ということは、これから先の何十年もわたしはHSPなんだ。
そう思うと、未来がとても怖いです。
一番怖いのは、家族を持つこと。
ほとんどの人が当たり前のように過ごす日々を、わたしは当たり前のように過ごせていないのかもしれない。
頭の中はいつもいっぱいいっぱいで、自分の明日すら不安で、生きていたくないと思うことなんてしょっちゅうで。
それなのに、子どもを育てることができるのだろうか。
そもそも恋愛すらまともにできないのに。
自分が考えすぎてしまうから、相手も同じように色々考えているんじゃないかと深読みして、さらに深く考え込んで。
ずっと沼にいるような感覚。
この性質は、誰かを好きになったり、好きになってもらったりするには邪魔すぎる。とわたしは思う。
それに、幼い子どもは、言葉の発達も未熟だし、何を考えているのか分からなくて当然なのに、その一つ一つに、わたしは頭を悩ませてしまう気がする。
そう考えると、憧れだった結婚や出産はすごく遠く感じる。
今までなら、これから成長していけばなんとかなる、と思っていたけれど
HSPと分かってしまってから、果てしない不安を抱えてしまった気がする。
(嫌なのは、こんなにも不安なのに、誰かを好きになってしまうこと、、、その度にうまくいかなくて悩む、、)
社会に出ることもすごく怖い〜
アルバイトでも、お客様がいて、その前では「店員」として責任のある行動を取らなければいけなくて、かなりプレッシャーを感じてしまうのに、、
正規雇用となれば、抱える負担はさらに大きくなるよなぁ。。歳を重ねるごとに立場も上になるしなぁ。。
本当に、世の中の働いている人たちはすごいです。
未来の話ではないけれど、
言葉をそのままの意味で受け取ることができないから、会話のテンポが早いとついていけなくなってすごく疲れるし、
感覚が鋭くて(私の場合、嗅覚と聴覚?)
聞きたくなかった言葉が聞こえてしまったり、
変な匂いがして「わたしから匂ってる!?」と無駄に心配になる。
しんど!!!生きづら!!!
わたしは、HSPである自分とどのように向き合っていけばいいのか分からなくて、ただただ、不安だけが募ります。とても苦しい。
生きるのを辞めてしまいたいと思ってしまうよね、、
決して不幸ではないし、希望も夢も、あるといえばある。
それでも突如として襲ってくるこの不安に、どう立ち向かえばいいのか分からずにいます。
HSP初心者なので、、(笑)
なんとか、25歳くらいまでには、HSPと上手く付き合っていけていたらいいなぁ〜
わかるわかる、と思ってくれた方、わたしも一緒に苦しんでいます。仲間だねぇ。
わたしなりに答えが出てきたら、その都度書き出していくつもりではいるので、一緒に生きていきましょうね、、嫌になったら生きるの一旦諦めますか、、
まあ、周りに迷惑かけるなぁと思って、結局何も出来ないのですが。
完璧に生きようとするのをとりあえず辞めた方がいいですね。
暗いnoteになってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました!
2020.12.14
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