東京23区に73か所!すべての富士塚をめぐる挑戦 [4]千駄ヶ谷富士(鳩森八幡神社)
今回お邪魔したのは東京都渋谷区にあります鳩森八幡神社です。千駄ヶ谷富士とよばれる富士塚に行ってまいりました!
今回は18になる娘が「私も行きたい」と言ってくれて(私の趣味に興味をもってくれるのは嬉しい)娘も楽しめそうなところがいいなあと思い、この場所に決めました。
・・・娘が楽しめそう、というのは実は8月のあたまに私は一人でこの神社にきておりまして、とても整備されたすてきな富士塚だったので良いのではないかなあと思ったのです。一人で来たときは富士塚の知識もなにもなく唐突にお邪魔してしまったので見どころのポイントもわからなくて、勉強してもう一度行こうと思っていたというのもあり、「近くにおいしい紅茶のお店もあるみたいだし鳩森さんに行こうよ」と提案しました。
1964年(昭和39年)東京オリンピックの体操競技、水球競技の会場になったようです。この時の呼び名は東京都体育館というもので、老朽化のため1990年4月に東京体育館として全面改築オープンしたとのこと。2018年から2020年東京オリンピックに向けた3回目の改修工事が実施され休館。同オリンピックパラリンピックでは卓球競技の会場として使用されました(Wikipediaより)
あ!新国立競技場も近いよね?ということでちょっと寄ってみることに!
建築家の隈研吾さんと大成建設、梓設計との共同プロジェクトで出来上がったものなのだそうですね!こんなに近くで見たのはじめてー!
鳩森神社さんに向かう途中にあったモスバーガーはプレミアムですと!?
すごい、こんなモスバーガーはじめてみました!
おいしそうですねー!
あ!見えてきました!
鳩森っていうお名前がもうキュートというか、良いなあ!というのが最初の印象でした。ちなみに読み方は「はとのもり」です。
以前一人で訪れた時、御朱印をいただいておりました。
こちらでの山開きのお祭りは毎年6月3日なのだそうです。
長谷川角行が初登山した日でもあるとのこと。
(長谷川角行とは後に冨士講につながる伝説の人物で、角行の教えを弟子たちが受け継ぎ、6代目といわれている、「食行身禄」によって角行の教えが世間に知られていくようになります。)
詳しくは[1]に載せさせていただきました。ご興味ありましたら是非いらしてください
6月末や7月1日が山開きというところが多いかと思うので、ここのお祭りは他と重ならず、お邪魔することが出来るかなあ!
来年のお祭りが楽しみです!
鳩森さんのおみくじは鳩みくじ!
わああかわいいなあ!
娘とひいてみました!
立派な能楽殿がありました。うつくしいー!
薪能とかいて「たきぎのう」と読むのですね。すみません、教養がなくて、いろんなことに毎日のように驚く私です・・(でも知識が増えるのは楽しいです!)そして薪能とはなにかということも知らず、調べてみましたが、主に夏場の夜間、能楽堂もしくは野外に臨時に設置された能舞台の周囲にかがり火をたいて、その中で特に選ばれた演目を演じる能楽のことなのですね!(Wikipediaより)
以前、我が家からほど近い飛鳥山の前を夜通った時、「薪能」をやっているとの看板が出ていたことがあって、素敵な雰囲気だったんです。
東京では他には増上寺や神田明神、新宿御苑などでもやっているみたいですね!(コロナで中止になってしまっているところもあるようですが・・)
いつか経験してみたいなあ!あこがれます。
さていよいよ富士塚参りに行きたいと思います!
この富士塚は1789年(寛政元年)に作られたそうです。
「参明藤開山」の文字が見えます。長谷川角行が唱えた題目に「明藤開山」というものがあって、お札や掛け軸にも書かれている文字なのだそうです。
里宮というのは一つの神社が複数の神殿を持っている場合、山のふもとの村などにある社の事を指す(神社、寺院用語集より)のだそうです。
これに対して山の頂上にあるのが奥宮や山宮だそうで、
たしかに頂上は奥宮といいます
この石は富士山5合目にある小御嶽神社のことなので、
ここが5合目と考えます。富士山ではこの場所にお中道という、
富士山の中腹をまわる巡拝路があり、
富士講では中道めぐりも登山同様価値があるとされました。
このすぐそばに烏帽子岩があります
7合目あたりになります。
頂上につきました!
頂上までの道がだんだん狭くて険しくなり、ちょっと余裕のない、真剣な顔で登ってしまいました。(笑)
頂上はそんなに広くないので、次々訪れる人が並んで待ってしまい、
もう少しゆっくりできたらよかったなあー
頂上にはいろいろ揃っていました
金明水と銀明水は富士山頂上の湧き水のことだそうです。
ここではしっかり再現していました。
山頂は7mあるとかで、なかなかの見晴らしです。
こうやって図で改めてみるとかなり本物の富士山を忠実に再現しているんだなあ!と感心してしまいます。
それにとてもきれいに整備されているせいか、この神社の空気すべてが清々しいというか、きちんとしたものを感じます。
さてさて、この神社にはもう一つ興味深いものがあります。
将棋堂というものです。
六角形のお堂に1m20㎝の王将とかかれた将棋駒が納られています。
祈願祭の時だけ御扉を御開帳するとのことです。
お堂の周りには絵馬がたくさんかかっていて、よく読むとすべて将棋のこと。ここは将棋を志す方の聖地なのですね!
将棋のお守りも売っていて素敵なデザインです!
この鳩森神社のすぐ近くに将棋会館があるとのこと!
「3月のライオン」という漫画を読んだことがあることもあり、将棋会館の存在が千駄ヶ谷にあるということは前から知っていて気になっていました。
今日はそこも是非行ってみたいのだと娘に話し、「いこういこう!」と盛り上がりました。
さて、行く前に、気になっていたお店によっていくことに。
通常の5倍もの濃度で抽出するのだという茶葉はスリランカ産の物で、約10種類を独自にブレンドされているのだそうです!
美味しかった~!香りも渋さも甘さもちょうどよくて!
しかもしかもアイスがですね、巨大なんですよ!5種類くらいから選べるので私はキャラメルにしましたが、生クリームもたっぷり入って本当に大満足!お値段もLサイズで本体価格500円いかないのですよー!
そして、お店の方がまた良いのです!男性が店長さんかな?レジの女の子さんもおふたりとも笑顔がかわいくてほっこり!
おいしくて素敵なお店でした!ごちそうさまでした!
そしてそしてそのお店のすぐそばに!
こんなマンホールが!
あ!将棋会館へ行く道の途中で庚申塚なるものをみつけました!富士塚と庚申の深い関わり合いを思い出します・・・
わああ。将棋会館つきました!
個人的には私、将棋が大好きです!
でも、強くないし、いや、ルールもしっかりわかってないところも…でも将棋の素晴らしさに惚れ込んでいます。小学校の授業で取り入れてもいいんじゃないかなぁって思うくらい、幼いうちにみんなやったほうがいい!とすら思います。
あらゆる方向を意識する戦法とか先の先まで考える理論的思考とか、学校では体験できない学びが詰まっているように思うんです。
人間関係とかビジネスとかにとっての大事な要素が盛りだくさん!とも思えるんですが…どうでしょうか。大袈裟かなあ。
正直いうと、私はちょっとこういう世界が苦手です。大好きなんですけど!自分はこういう考え方ができないまま大人になってしまって、いまから訓練するのはしんどいなという…
脳の使い方経路として、こういう能力持っている人がうらやましいです!
幼いお子さんに是非将棋を教えてあげて、一緒に遊んでほしいー!なんていつも思っています!
さてさて…
将棋会館、建物を外から拝見させていただくだけで満足と思っていましたが、
ちょっと中をのぞいたら・・・
ん?なんだかショップがあるみたい?
わあい!とお邪魔しちゃいました!
なんと棋士の皆様のグッズが満載でした!
か、かわいいー!
おお!フィギュアまであるんですね!
そんなに詳しくなくて・・・すみません。
お好きな方はたまりませんね!
お一人様一点限りなんですねー。
ちなみに「果断」とは!
「物事を思い切ってやること。決断すること。」
うーむ!果断という言葉も初めてききました。
藤井棋士、さすがですー!素晴らしいですね!
ピクミンを夜みましたら…
15000歩で、だいたい10kmだとか!
よく歩きましたあ!
今日は娘も一緒で、私の富士塚だけに付き合ってもらうだけでなく、娘の楽しいこともなんかあるようなコースにしたいなと思い、洋服でも見に行こうかーと誘いましたところ、じゃあ新宿のH &Mに行きたい!とのこと。
電車に乗らず、歩いて行こうとなり。
でも娘とのおしゃべりはいつもすごく楽しくていつのまにか歩いちゃった感じでした!
富士塚だけでない、テクテク日記に
お付き合いいただきありがとうございました!
今日も楽しかったなあ!