クリスピークリームドーナツがすごく美味しかったっていう話!
2023年ももうすぐ終わる。
そこで、今年買ってよかったものを書いてみたい。
それはクリスピークリームドーナツである。
え?あれ?
そう、あれである。
あのめちゃくちゃに流行った時、あなたは並んででも購入しただろうか。
私は一度だけ並んだ。たしか1時間は並んだと思う。
この流行に一応は乗っておかねばと思って経験値の一つと考え並んだ。
私はそういう判断をすることがよくある。
忘れもしない。その時店員さんが長蛇の列で並んでいる人にドーナツを1個ずつ配ってくれたのだ。ええ?なんて太っ腹なんだ。とびっくりした。え?でもこれでいいんですけど。という気持ちも正直あった。もうこれ食べて帰ろうかとも思った。いやいや。いただいたのだから買って帰ろうとずうずうしい自分を戒める。
しかし、その時思ったのだ
外国の味がする。
わかっていただけるだろうか。外国臭いとかいう言葉使いませんか?
例えばKISSチョコは私にとって「外国臭い」味である。嫌いではない。逆に時々あの味が無性に食べたくなることもある。でも、これは日本で作ったチョコレートには絶対にない味だと思っている。今年、クリスマスツリーに下げるチョコをフライングタイガーで買ったらこの味がした。外国製のチョコだから当然ともいえる。たしかハーシーチョコレートもそういう味ではなかったか。
時々外国直輸入の缶入りのクッキーなんかも「外国臭い」味がすることがある。結構子供の時なんかに食べた。今は、あまり売っているのをみかけない。近所の個人商店みたいなスーパーで特売みたいに売っている外国製のクッキー缶があるが、あれはきっと「外国臭い味にちがいない」と思うことがある。
話を戻そう。
そう、配られたクリスピークリームドーナツが「外国臭い」味がしたのだ。私はその時、このドーナツをもう二度と食べないだろうと思いながら、少しお得になるという箱いりのドーナツを買って帰った。
その時の予想通り、その後食べることはなかった。少し高かったし、もう並んで買ったから「やることはやった」みたいな気持ちだった。もともとすごく食べたいわけでもなかったのだ。
そのうち「あんなに並んでいたあのお店がいまじゃ閑古鳥。経営危機?」な噂を耳にし、えー?あんなにすごい人気だったのに?とびっくりした。食べたことがある人は「甘すぎるよね」とか「あそこまで払ってまではもういいかな」みたいに言う人が多かったが、「外国臭い味」ということはきいたことがなかった。
本当にお店をみかけなくなった。
時々ポツンとあるのをみると、わ!こんなところに!と驚いたりして。でも買おうとは思わなかった。もともとミスタードーナツでもカリっとした、イーストを発酵していないタイプが好きだったし、全体にお砂糖がコーティングされているというのも嫌いではないが好きでもなく、つまりはどこにも特には魅力を感じていなかったわけだ。
あの日は、あてもなくフラフラ歩いていた時にそのお店をみつけた。
こんなところに!しかも大きな店舗でカフェもある。
東京有楽町駅にほど近い国際フォーラムの敷地内にそれはあった。
最初は素通りしたが、あとはもう電車に乗るだけでの帰り道、家になにかデザートのおみやげでも買っていきたいが、なんとなく思いつかなかった。
甘いもの好きの夫が喜ぶかな。買って帰ろうかなとふと思う。
お店に入って決めよう。と中に入った。
わあ。ドーナツが作られている。ベルトコンベアーにのって次々でてくるのをみたら欲しくなってきた。結構人が並んでいてカフェの席もほとんどうまっていた。
このバックはイケアの袋の素材みたいだ。でもこの赤色いい色だな。このロゴかわいい。あ、よくみると店員さんのきているTシャツもこのロゴ入りのこの赤色のものだ。販売もしていた。かわいいな。改めて箱のデザインとかロゴデザインが好みであることに気づき、テンションが上がる。
自分の順番がきて、定番のものとカスタードがはいっているというチョコレートのドーナツを4つずつ買った。結構な値段になるなあと頭をよぎったが、エクレアのようなチョコドーナツをやめるのはおしかった。
「お箱にお入れするときに、6個入りと3個入りの箱になりまして、あと一つお入れできますが」という。あと一ついれたらお得な値段になるの?と話の途中で思ったがそうではなかった。ただ、一個分あいてるってお知らせなんかーい。と思ったが、実は一つ迷っていた種類があって、店員さんのその一言で背中を押されるように注文してしまった。
「じゃあ、あのおいものも一ついれてください」
「ありがとうございます」
そのお芋のが一番高いじゃないか。
まんまと店の策略にのってしまったとちょっと思った。でもウインドーにある商品を改めてみたら「期間限定」だか「季節限定」だか書いてあって、そりゃあ今食べないでいつ食べるの。と自分に突っ込む。
私は老舗と期間限定に弱い。
家に帰って夕飯後に苦めの濃いコーヒーを入れて夫と食べた。いそいそと箱をあけて、まっさきにお芋のを手に取ったんだから、やっぱり買ってよかったじゃんと思う。味もモンブランみたいで、ドーナツの焼いたところが期待通りのクリームブリュレ感。いや、期待以上だった。パリパリというかカリっとして、うん、最高においしい!
あ!味といえば!
外国臭い?
たしかめたくて定番のドーナツも食べる。
全然!全然外国臭くない!
夫にきいた。最初たべたときさ、外国臭いって思ってね、それでもういいかなって食べたいとおもわなかったんだけど。外国臭かったよね?
うーん・・そうだったかな?そうだったかもね?
よく覚えていないという。
やっぱりあの感じ方は私だけだったのかもしれない。
レシピはあの時と変わっていなかったらクリスピーさん、ごめんなさい。
でも、今回食べたクリスピークリームドーナツは、たまらなくおいしかった!コーティングされたお砂糖がひび割れるような感じもたまらない。甘いけど、おいしい甘さ。ふわふわであとをひく。
カロリーめちゃくちゃありそうだけどいくつでもたべれそう!
カスタードクリームの入っているチョコのドーナツ「チョコカスタード」もすごくおいしくて買ってよかったなあ!と心底思った。貧乏くさくて申し訳ないが、すごく重いこともうれしかった。(笑)
最近のお菓子、結構値段がしても軽いものが多くてがっかりするのだ。「チョコカスタード」の重さに「ちゃんと作られているちゃんとしたお菓子が食べれた」という気がして評価が倍増。それに、このご時世、いつの間にか以前よりサイズが小さくなったと寂しくなる商品も多い中、大きさ変わらないんじゃない?ということも嬉しい。
クリスピークリームドーナツさんがんばってるなあ!
そのおいしさも含めて、がぜん応援したくなった。
調べてみたらやはりあの全盛期から一時期急下降で売り上げが下がり、その生き残りに奔走していた社長の話がたくさんネットで読めた。
それに、今回行った東京国際フォーラムのお店は店内製造しているため出来立ての温かい「オリジナル・グレーズド」が食べられるお店だったらしい。あのベルトコンベヤーはどこにでもあるわけではないのね。
そういえば、「温かいものに交換しますねー」と言っている声がよく聞こえていた。あれは店内で食べるとき出来立てにしてくれるのか!
えー、今度是非たべてみたい!
あ、さっきのさつまいものドーナツは2024年3月下旬までのよう。
もう一度たべたいなあ。
そしてやっぱりパッケージがかわいいなあ!この配色、ドットの間隔、ロゴ、すべて好きー!
また食べたいなあ。
やっぱりまた国際フォーラムのお店に行って
できたて食べさせてもらお!