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食べないダイエット、してました。〜後編

さて前回、

【産後は授乳で一旦は自然に痩せましたが、授乳中は太りづらいことに気づいて、また食べたいものを食べたいだけ食べていた結果、それまでにないほど太り、この頃は頼みの「雑炊ダイエット」も、なかなか効果が出なくなっていたので、ご飯の量を減らしたり抜いたりすることを覚えました。】

食べないダイエットしてました。〜前編はこちら☝️

ってところまで、お話しました。
2人目の息子を産んだ後も、もちろん元の体重には戻らず、楽しみは食べること。

晩ご飯に炭水化物を摂ることをやめているのに、甘いものはしっかり食べる生活してました。

またまたダイエットしよう!ってなると、晩ご飯をダイエットプロテインやスムージーに置き換えることで、時間は若い頃よりかかるけど痩せることはできてました。


そんな痩せたり太ったりを繰り返して40歳を過ぎたあたりから、股関節の痛みと闘うことになります。

動くと痛い。
じっとしていても痛い。
だから、どんどん動かなくなる。

ご飯を作るために、キッチンに立ってることも辛いほどでした。
あちこち整骨院に行ってみるけど、少し良くなっては戻るってことを繰り返して。

その頃から、冬になると首やお腹や脚など、柔らかいところに、乾燥のせいか痒みが出るようにもなりました。

病院に行って薬を塗っていても良くならず、掻きすぎて痛みがでるほどに。

それが、顔にまで出るようにもなりました。
高い化粧品を使っても良くならないし、きれいにメイクも仕上がらないし。

それでもまだ痩せたり太ったりを繰り返していましたが、45歳くらいで痩せた時、先の症状だけでなく、細くなった手や脚の皮膚がそれまでになかったほどしわしわになったんです。

小さいころ、大好きだったおばあちゃんの柔らかくてしわしわだったあの手や脚のように。

気持ちよくて、そばに行っては触っていた、あのおばあちゃんの手の皮や脚の皮のように、45歳の自分がなるなんて…

こうなってようやく、食べずに痩せたことで、筋肉も栄養も足りてない身体になってしまっている現実が、身体に出ている不調の原因だと言うことに気づくんですよね。

いや、薄々気づいてはいたんです。
でも、それより今痩せることの方が優先だったんです。

身体は食べたもので作られています。
食べたものの栄養は、生命を維持する機能に優先的に使われます。

摂取した栄養に余裕がないと、生命の維持に直接は関係ないお肌や髪にまで、当然ですがまわらないんですよね。

よーく思い返してみると、手足が冷えやすくなっていたり、ホルモンバランスが崩れているっぽい症状(生理がとぶ、イライラや落ち込み)もあったり、抜ける髪の量が増えてたり。

ここで初めて、怖いと思ったんです。
このままだと、どうなって行くんだろうと。

もっと早く気づけばよかったんですけど。

身体の中まで見えてませんし、まだそれ以上の症状が出てはいなかったですが、もちろん内臓や腸内環境も良いわけないですよね。

ただでさえ年齢を重ねると、若い頃にはなかったさまざまな悩みが出てきますが、栄養をきちんと摂らずに痩せることを繰り返していると、その悩みに拍車がかかります。

もちろん、食べたいものを食べたいだけ食べて、脂肪をたくさん蓄えておくことも、老化をすすめて病気のリスクを高めます。

きちんと食べながら痩せることや良い状態をキープすることは、健康できれいに年齢を重ねるために、とても重要なんですよね。


今の食事法にしてから、冬に痒くてかきむしることもなくなりました。
筋トレのおかげで、股関節の痛みも減りました。
手足のしわしわも、戻りました。
更年期と言われる年齢ですが、今のところ特に更年期障害といった症状はありません。


いくつであっても、身体は変えられますよ。
今のままで、5年後10年後だいじょうぶですか?
ってことを、これからもハイパーナイフやダイエットを通じてお伝えしていきます。


みなさんもご自身の身体の声に、耳を澄ませてみてくださいね。

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