複職という選択
日本人は肩書きが大好き?
最近ありがたいことにnoteやTwitter、YouTubeなどの活動を見ていただいた方から連絡を貰い、話す機会をいただいております。
自己紹介をする時には「役者や歴史研究をやっています」と言うのですが、その都度「本職は何ですか?」という質問をいただきます。
ボクの自己紹介が下手くそなこともあるのでしょうが、本音は「役者も歴史研究もどちらも本気だから本職なんだけどなぁ…」と思ったりもしています。
とは言え、まだ役者でも歴史研究でも収入はほとんどないので、ただの自称でしかなく収入源である別の仕事が本職と言えるのかもしれません。
収入源のメインの仕事=本職だとしても、複数の仕事をすることはいけないことなのでしょうか?
どうも日本人は「仕事は1つしかやってはダメ」という意識が残っているような気がします。
それぞれに合った働き方で生きていきたい
人生を通して、1つの仕事をやり続ける。そんな職人気質な仕事や人は素敵です。じゃあ全ての人が同じ仕事を一生続けなければいけないのか?転職や副業はダメなのか?
どちらが正しいとかではなく、1つのことを続けることが好きな人はそんな仕事を。ボクみたいに一度の人生だから、色々な仕事をしてみたいという人は複職家という道を歩んだ方がいいと思います。
「自分の好きなことだけて生きていくのは無理だ」という意見もあるでしょう。
けれど、嫌いなことを続けていく人生の方がボクには無理です。
「週休3日にすればいいんじゃない?」の疑問点
最近は日本も副業を推進していますが、ひねくれた見方をすると「働くことは自由でいいよ」というよりは「ウチの会社では貴方を食わせていくのは難しいから他の収入源探してね!」なんじゃないの?って思っちゃいますね。
最近「週休3日制」を導入する動きが進みつつあると聞きます。#噂かよ
日本人は働きすぎとかも言われているので、実現すれば素晴らしいことだとは思います。
ただ、現在の情勢から、外出や人の密を避ける為であるとしたら、どうなんだろうと思いますね。時給制の人は時給を上げて貰った上で週4勤務でも週5勤務の時と同じ月給にしてくれなきゃ生活が困窮します。
時給も同じままで週休3日になったら、空いた1日の収入を確保する為に別の仕事をする。それで人の移動が多くなったら本末転倒のような気がしてなりません。
「正社員にならなかったお前が悪い!」と何でもかんでも自己責任を叫んでいると、この混乱の世界は乗り切れない。
改めて働くこと、生きることを考える時代なのだなと思う金曜の夜。
博多佐之助でした。
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