沖縄南部を楽しむ〜タイ料理と斎場御嶽と占い師〜｜博多幸福論#060
沖縄3日目。
絶景を見渡せるタイ料理屋があると聞いて、いざ出発！
タイでもないのに絶景×タイ料理in沖縄というのがどうも想像しがたいのだが、果たして・・・。
運よく並ばずに席に着くことができ、窓の外を見たらもう絶景！
少し高台にあるこのレストランからは、青い海が180度見渡せる。
さすがに絶好調の真夏日なのでテラス席に座って食事というわけには行かなかったけれど、食事を待ってる時間にはみんな中と外を行ったり来たりして景色を眺めたり、記念写真を撮ったりしてこの絶景を満喫していた。
あんなでっかい海の中に潜って魚や珊瑚を見てたなんて、不思議。
そして運ばれてきたごはんたちが、しっかり美味しい！！
絶景を見ながらタイ料理って誰が考えたの？天才じゃないですか。
よく考えたら沖縄の気候にタイ料理が合わないわけがない。盲点だった。
お子様プレートも豪華…そして量もかなり一丁前。これは頼むのを迷ったけれど、うちは辛いものが食べたい親2名と、調子がいい時は大人並みに食べる娘1名という構成。他の単品料理を頼むよりお子様プレートを頼むほうがいいだろうという選択になりました。が、やはり5歳ひとりでは食べきれなかった。結果、まんまるおなかの大人2名が爆誕。
おなかが満たされたあとは、一度は行ってみたかった斎場御嶽へ。
スコールが近づいてきているようでものすごい湿度。曇っていても感じる紫外線。駐車場から斎場御嶽の入り口までは、かなり歩かなくてはならない。
「まだなのぉー？どこ行くのぉー？」と完全に乗り気じゃない娘。
5歳児が行きたい場所じゃないことはわかってる。でもさ、たまには私の行きたいところに行かせてくれよ。私だって暑いしもう歩きたくないけどさ。なんか行かなきゃいけない、今なんだって思うんだよぉ！
斎場御嶽は琉球王国最高の聖地。
娘には、アリさんの声で「沖縄の大切な場所で、お祈りしてる人もいるから、静かにね」と言ったら、「わかった！」と同じくアリさんの声で返してくれた。
ガイドブックでもよく見てきたこの場所。
自分の写真は滅多に撮らない私も、絶対にここは残しておきたい！と思っていたのだけど・・
なんと、今は中に入れないのですね。。
少し残念ではあったけれど、十分パワーをもらえたと思います。
知る人ぞ知る観光地は、多くの人にみつけられてしまうと規制せざるを得ない。でも知られなければ、お金を集めることができない。維持していけない。そして自然災害には勝てないこともある。
・・・うーーん！今のうちに行っておきたいところがありすぎる！
勝手に葛藤を抱えながら斎場御嶽を出て帰りの坂道を歩いていると、怪しいパワーストーン売りのおじさんが道端で露天を出している。
こちらに笑いかけてくる。
気になるけれど、もうパワーストーンは買ってしまったしなぁ。
素通りしようとしたら、夫「『手相タダで見ますよ』って言ってたよ」
まじぃ？
ちょっと通り越したところで立ち止まり、やっぱりおじさんのとこに寄ってみることにした。
「まずはお嬢ちゃんから見ようか！」
わけもわからぬまま嬉々として両手を差し出す娘。なんか手品でもしてくれると思ったのかな。
「この子はね、自由人だね。英語やってたほうがいいね。海外とか行くかもよ。前世旅人だったね。」
ほぅ。確かに自由村の自由人なので異論なし。
「じゃお姉さんね・・あぁ、この子のこの手相、遺伝だね。あなたも動いてたほうが運が入ってくるタイプ。なんかわかんないけど来年あたりすごくいい仕事くるね。手に職つけなよ。あと5,6年経ったら運気が変わると思うよ」
ハハッ・・自由村の母が子を産んだってことですね。納得納得。
「さいごお兄さん・・あー！お兄さんもこれ、前世遊牧民かなんかだわ。家族全員前世旅人かなんかだったんだろうねぇ。同じとこにじっとしてないほうがいいよ。」
家族・・全員・・・前世旅人の自由人？
納得できる結果ではあるけれど、よく家族やってるよなぁ。。
こんなこと言われたら、やっぱり死ぬまでに一度は海外移住したくなってくるじゃない。娘も前世旅人なら、海外も一緒に楽しめそう。親子留学もいいよなぁ・・。
「あと20年ぐらいはここで同じことやってると思うから、また来てよ！」
と露天のおじさん。
そうね、また数年後に、答え合わせしに行こうかな。
おじさんの言ってたこと当たってたらパワーストーンも買おう。
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