【五輪オリンピック ラグビーを楽しむ!】ノーサイドより深い!保育園からやってた僕が語る。本当に伝えたいall for oneの意味
高校のラグビー部時代顧問の先生に負けた試合のミーティング終わりに
「明日左タックル死ぬほどやろな」って言われた瞬間、死にたくなったシンゴです。
2回続けてのラグビー記事ですが、実はこれが本当に書きたかった方です♪
保育園の時から始めたラグビーですが、当たり前のように教わっていた事が実は特殊な事なのに、人としてのとても大事なカッコいいルールだった事に大人になってから痛感しました。是非最後までお読み下さいませ♪
ラグビーの言葉で有名なのは
ノーサイドの精神
があります。
ノーサイドの精神とは
これは、簡単かつ、適当な日本語で説明すると
「試合終了の笛が鳴った瞬間、敵も味方も関係なくなるよーてへぺろー卍」
と言う事です。どれだけ、いがみあったり、試合中熱くなってしまっても、この試合終了の笛とともにみんな ラグビーと言うスポーツを一緒にやった仲間だよーと言う事です。敵味方の壁を取っ払う。直訳するとそんな意味です。
これ、実際の所どうなのかというと、試合中熱くなったりエキサイトする事はもちろんありますし、実際イラッとしてしまう事もありました。
本当にイラッとした時は、その試合中一時的にその相手に近いポジションに代わってもらって、思いっきりタックル行くなどのルール内でのエキサイトしてました笑
が、ノーサイドの笛が鳴った後、試合終了後に謝られた事はあっても、喧嘩などのいざこざに鳴ったことは一回もありません。ノーサイドの精神はガチです笑”
そして、試合終了の笛のあと、両チーム整列して例をするのですが、僕が高校生の現役時代は例が終わると同じポジション(バスケでいうマークマン)の相手選手のところまで走っていき、握手をしたり(試合をしてくれて)有り難うございました! と伝えに行ったりするのが、暗黙で行われていました。(今はあまりせずに、その後花道をお互い作る事で 讃えあったりします)何度も練習試合をする相手選手とはこれを繰り返すので必然的に仲良くなります^^
また、ラグビーの試合終わりは相手チームと同じ会場でお食事会をするのも通例です♪皆さんが観ている激しいラグビーで、勝ったチームも負けたチームもその感情を爆発させていますが、あの後、一緒にお酒飲んだりしています笑”
高校生では同じ時間にお風呂に入ったりもします笑”
何度も言いますが、ノーサイドの精神はガチです。笑
前置きが長くなりましたが、
こんな素晴らしい精神では無い、別ルールを胸を貼ってご紹介させて頂きます♪
意外と知られていないラグビールールのいい所
それは、
アドバンテージと呼ばれるルールです。
アドバンテージとは
これは、反則した瞬間に笛を吹かずに、その反則を保留したままプレーを続行する。という物です。
例をご紹介致します。
例えば、前にボールを落としてしまう、ノックオンという反則を犯してしまうと、笛が鳴り、プレーが一度止まってスクラムから試合が再開されます。
もし、自分がノックオンしてしまったボールをたまたま、相手チームの一番足が速い人の所に転がってしまい、その相手選手が拾って、独走状態になった時、ノックオンの反則の笛を吹いてくれた方が自分は助かります。
この場合、ノックオンの笛は吹かれずにプレーは続行します。
つまり、反則を「された」側がその後のプレーで優位な試合運びをした際は 先程のノックオンは一時的に保留する。というルールです。
先程の例だと、自分がノックオンしてしまった後、相手選手がそのまま独走し、トライすると、アドバンテージ オーバー(解消)と審判が宣告し無かった事にして、トライの判定をします。
一度整理して、普通にノックオンの反則の笛を吹かれるパターンもご紹介します。
自分がノックオンしたボールを相手選手が拾おうとした時、相手選手もノックオンした場合や、拾った瞬間にタックルを受けて、優位な試合運びができなかった時は、保留しておいた、ノックオンアドバンテージを使用して、
中川家礼二さんのおかげで有名になった
「ピッ‼︎ ノックオン 帝京ボール スクラーム」となります♪
アドバンテージルールの良い所
ラグビーとは、こういうルールを持った競技です。
こう言う競技である以上、それに即して練習を日々行います。
つまり、練習中に前にボールを落としてしまう、ノックオンが起こった際に
「おいー!落とすなよー!!」
なんて言う一言が一緒にプレーしているチームメイトからは飛び出さないんです。
むしろ、そんな人がチームメイトにいるとその人が先輩や顧問や、同期に怒られてしまいます。理由は
「そんなん言うてる暇あったら、お前が飛び込め!!」です。
なぜなら、
・ボールを前に落としてしまう=ノックオンの反則が発生
・すぐに笛は吹かれない。ノックオンアドバンテージで、保留される。
・相手のチャンスにならない様に、味方がカバーやフォローして落ちたボールを保持し続ける。
・反則をされた 相手側の試合運びが優位になっていないので
・先程のノックオンを確定させる笛が鳴り、プレーが止まる。
試合はこの流れになっている為、練習中もこれと同じ事を日々、何度も練習します。(もちろんノックオン以外の反則等も同様です^^)
アドバンテージの概念
ラグビーの経験者はこのアドバンテージの概念を叩き込まれます。
誰かのミスを指摘できるなら、まず自分がフォローする。
子供に教えたいけど、社会に出ると意外とできない大人が多いと感じます。
ラガーマンなら当然の様に日々の練習から
味方のミスのフォローの為に体を張る事を当たり前のように出来る様になります。
反省はその後一緒にします。
子供に一度はさせたいスポーツ
僕には4歳の息子がいますが、一度はラグビーをやってみて欲しいです。
半年でも一年でも良いです。続けなくても全然良いです。
この、「味方のために頑張れる人がカッコイイ」それだけを吸収してくれればと思います。ぜ
One for all,All for one
これはノーサイドの精神ではなく、体を張るチームスポーツだからと言う事と
この、アドバンテージと言うルールが一層この言葉に深みを出してくれているのだと思います。
保育園からやっていたラグビーと言うスポーツですが、
やっていた時ほどやめたいと思っていましたが、
こんなにもやっていて良かったと思えて、昔プレーしていたと言うだけで、誇らしいスポーツもなかなかないかと思います。
一度はぜひラグビーに触れてみて下さい♪^^
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