その〝タイトル〟に意味は無いのか?
人はどんな意図を込めて〝タイトル〟を考え
そして付けるのだろうか?
noteにもタイトルをつける欄があるし
noteのヒントにも
興味を持ってもらうには、
タイトルだけで伝えたい相手に
興味を持ってもらえるかが重要です。
と書かれているし
番組タイトルを考えるのは
かなり重要事項だという事は
身をもって経験していることだし
ラテ欄に載るのは番組名とサブタイトル
という場合も少なくない
いわば〝顔〟であり
唯一に近いPR手段でもある
ならば
何も考えず何も意図せずにタイトルを
つける人はほぼいないだろう
下の記事で触れたが
自分もnoteにタイトルを付ける時は
それなりには悩むし考える(それなりかいw)
何故、タイトルの話をするかというと...
上の記事に書いたように最近は
〝悔いなき選択〟について悶々と考えた
というタイトルの記事で遊んでいたのだけど
#4まで公開して
次は#5かぁ、、、となった時に
飽きたw
いや、たぶんまだ書ききれてはないから
近日中にまた書くと思うけど
なにぶん自分は飽き症なので仕方ない
正直少し手詰まり気味だったから
気分を変えて違う切り口でいこうかなぁと
という事でタイトルから紐解いて行きたい
何をって??
決まってるじゃないですか
『進撃の巨人』第84話 『白夜』をですw
結局これしか今のところ頭に無いw(←バカ)
なぜ諫山さんが
リヴァイくんの選択を描いたこの話に
『白夜』というサブタイトルを付けたのか?
何を意味してこの『白夜』という
サブタイトルにしたのか?
最近、下の記事を書いていて
〝ある事〟に気づいてこの観点が気になった
この記事でカッコいい大人の
〝選択〟と〝責任〟の取り方として
ハンジさんのエピソードを取りあげたのだけど
そのエピソードが描かれているのが
『白夜』の1話前の第83話『大鉈』
おおなた、、、
別に誰も大鉈を持って戦っているわけでない
いつもの超硬質ブレードと雷槍だ
大鉈と言えば『大鉈を振るう』が思い浮かぶ
ちなみに意味は、、、
大鉈を振るう 【おおなたをふるう】
思いきって切るべきものは切って整理をする。
実際に大鉈。。。。
でなく超硬質ブレードを振るっているのは
ハンジさんだが
思い切って切るべきものは切って
(心を)整理すべきなのはジャンの方だ
結局は思い切って切るべき時に
(首を)切る事ができなかったから
ライナーを敵に奪還されてしまった
というお話になっているのだけど
この第83話『大鉈』で
もう一人大鉈を振るおうとしている
それがエレン・イェーガーだ
黒こげのアルミンを前に呆然としていると
車力とジーク(獣の中身)が現れる
すかさずエレンは捕獲していたベルトルトの
首に刃を突きつけこう叫びます
『それ以上近づいてみろ!!』
『こいつを奪われるくらいなら
殺すからよ』
情というか人間性を捨てきれないジャンと
対照的にエレンは大鉈を振るえる人間だ
次のページでは血が噴き出すほど
刃が首に食い込んでいる
本気だ。。。。
さすが
一番始祖の巨人を持ってはいけない人物だ
エレンでなければ『進撃の巨人』は
あんな無慈悲な事できなかっただろう
エレンだから世界は残酷なんだと思うw
とまぁいくつもの意味がとれる
深いサブタイトルが『大鉈』なワケです
こんな巧みなサブタイトルをつける
諫山さんが次では
『え?何にも考えてないっす
何となくですよ何となく』
なんて言うわけがないし
そこまでチャラくないだろうw
では『白夜』にはどんな意味が
隠されているのだろうか?
思い切って切らなければいけないのは
『白夜』のリヴァイくんの選択も同じ
〝白夜〟と言う言葉の意味を考えた時に
頭をよぎったワードがある
それが
〝沈まぬ太陽〟
王であるレイス家のウーリーは
次のように言っている
『この世界はそう遠くない未来
必ず滅ぶだろう』
『そのわずかな人類の黄昏に
私は楽園を築き上げたいのだ』
壁内は黄昏、人類の滅亡に向かい
太陽が沈みかけた状態になっている
そこで
何も知らずに
このまま太陽を沈ませてはならないと
立ち上がったのが調査兵団というわけだ
調査兵団にとって
日が沈まずまた暁を迎える〝白夜〟は
望みであるといえる
その希望を絶やさない為の
選択が描かれるから『白夜』なのかも
また〝白夜〟は珍しい稀有なことと言える
太陽は昇ったからには沈むのが常識だからだ
つまり
〝常識を覆すこと〟というのが
〝白夜〟が意味する事なのかも知れない
リヴァイくんの選択は
〝常識を覆す選択〟であるという伏線として
諫山さんは『白夜』をサブタイトルに
付けたの可能性もなくはない
リヴァイくんが選択した
エルヴィンでなくアルミンを生かす選択は
誰もが思う〝常識的な選択〟とは言えない
人類の勝利にとってはある種の賭けだ
〝沈まぬ太陽〟を思い浮かべた時に
〝ある歌〟が頭の中で流れた
♪レクイエムには早すぎる
太陽はまだ沈んでいないのだから〜
奇しくも『白夜』が放送された
『進撃の巨人』season3part2の主題歌
Linked Horizonの『憧景と屍の道』だ
レクイエムとは死者に
安息を願う鎮魂歌である
『白夜』の段階ではまだ太陽は沈んでいない
リヴァイくんが死者の安息を祈るには
まだまだ早すぎるのだ
太陽を沈ませてはならない
その為の選択を迫られていることを
暗に示しているかのような歌詞だ
リヴァイくんが死者の安息を
祈れるようになるには
死んだもの達が捧げた心臓に
見合う世界を手に入れた時なのだから
『進撃の巨人』と言えば
Linked Horizonというくらい
歌詞が進撃の世界そのままなのだ
同じ『憧景と屍の道』中に
次の歌詞がある
♪ 黄昏を裏切って 灯る希望の背に縋り
追いかけた 地獄へと 向かってるとしても
黄昏を王の望む未来とすると
滅び行く事を受け入れず
人類の存続への希望を賭けて壁外に出て
巨人との地獄のような戦いに
身を投じているのが調査兵団だ
続く歌詞はエルヴィンを暗示している
ように思う
夢の続きが見たいなら お前は何を差し出せる?
悪魔は甘く囁いた 屍で道を作れ
この壁の向こうに何がある?
幼き日々に憧れた 真実はすぐそこにある
屍の道の先に
子供の頃からの夢を証明する為に
調査兵団に入ったエルヴィンは
〝ある後ろめたさ〟から自分の心を欺き
いつしか自らが部下を従え
『人類のために心臓を捧げよ』
と仲間を鼓舞することで
屍の山を築いていった
いったい何人屍にしているんだw
そして正に
幼き日々に憧れた 真実はすぐそこにあるのだ
シガンシナ区の地下室に!
憧れたというより囚われたという方が
近い気がするが。。。。
エルヴィンを暗示してるような歌詞でしょ?
『進撃の巨人』は主題歌や挿入歌も
結構気に入っている
実は下の記事に書いた通り
『進撃の巨人』にハマった切っ掛けも
主題歌であるLinked Horizonの
『心臓を捧げよ』と『鬼滅の刃』と
ぺいおんさんなのだ
そして何より『鬼滅の刃』同様に
切っ掛けをもたらしたのは5歳の息子さんだ
マジ恐るべしYouTubeネイティブ
下の記事の中で
『進撃の巨人』にハマる事を決意(?)した
時の事を書いている
今読み返すと面白いw
お暇な方は読んでみて下さい
そして、この記事に岡田斗司夫のyoutubeが
入っているのも面白い
〝悔いなき選択〟について悶々と考えた
を書く切っ掛けになったnoteの記事にも
岡田さんのyoutubeが引用されていたのだ
岡田さんの考察は面白くもあるんだけど
『ん?』となる部分もある
しかも
基本的な部分を間違ったまま
もっともらしい考察をされても
『ちゃんと見てます?』となってしまう
岡田さんの『進撃の巨人』の考察で
その際たるものは
エレンの母親が巨人に食べられるシーンで
最後に顔を背けるという説だ
かなりの力説しているのだけど。。。
その説明の為に出したフリップに注目!
それ、、、、エレンのママじゃなくて
『オレはお前の弟でも子供でもねぇぞ』と
エレンに言われているミカサです!!
ほら!
エレンにもらったマフラーしてるし
う〜ん。。。この事実知ったら
岡田さん小恥ずかしくないのかなぁと
目にするたびに思うw
余計なお世話かもだけど。。。。
無い事実を力説するのは虚しいなぁ
思い込みの世界は怖い
やはり公に語る時には
事実確認って大切だなぁ〜
気をつけよう自分
今回は〝タイトル〟に拘って書いてみたけど
〝タイトル〟に意味があるなら
見出し画像にも意味がある
もちろんこの記事の見出し画像も
〝ある意味〟があって選んだ
構図が面白かったっていうのもあるけど
今回はかなり面白い伏線かな
気付く人にしか気づかないかもだけど
翼に書かれた〝JA342J〟
これはJALが所有している
〝沈まぬ太陽〟というのは
山崎豊子さんが書いた
小説のタイトルとして有名らしい
〝沈まぬ太陽〟と検索すると
ほぼそれしかヒットしなかったw
そのモデルとなった企業がJAL
ということでこの画像を選んでみた
とは言えきっと
絶対に理解されないだろうなぁw
いいんだ。全ては自己満足だw