得意なことの定義

みなさまこんにちは、こんばんは。私です。

さて、突然ですがみなさまは何か得意なことはあるでしょうか?

「私は〇〇が得意だぜ!」という方や、「いやいや、私には人様に誇れるような得意なことなんてありませんぜ……」という方もいることでしょう。ちなみに私は後者です。

人間、誰しも得手不得手があります。
社会人としてこの荒波のような世界で生きていく中で、より良く仕事をこなしていくためには自分の得意なことを知っておくのが一つの答えではないかと思います。

冒頭の質問に戻りますが、みなさまには何か得意なことがあるでしょうか?

私も今まで社会人として生活してきて、自分の得意なことを見つけようと奮闘していました。

しかし、これが得意かもしれない!という片鱗をどれだけ見つけたとしても上には上がいるものです。

そこで私は考えました。

得意なことを得意なことたらしめている要素はなんだろう。

それは、『周囲の人にニーズがあるかどうか』です。
言い換えると『あなたから相手に提供できることがあるかどうか』になります。

例えば、とにかくミスが少なく、仕事を丁寧に行うのが得意なAさんがいるとしましょう。
しかしAさんの職場が、Aさんよりももっとミスが少なく丁寧に仕事を行う人がたくさんいる環境だと、Aさんが自分の得意なことを認識するのは難しいはずです。
ですが、Aさんの職場が大雑把な人が多い環境となると、Aさんは周囲から頼られることになり、自身の得意なことを活かすことができるようになります。

頼られる、ということも自分の得意なことを見つける一つの要素となります。
頼られたこと、褒められたこと、感謝されたこと。この三つを記録して残しておけば、今いる環境で発揮できている自分の得意なことを見つける手掛かりにもなります。

当然ですが、環境によって(接する人によって)あなたの得意なことは変わっていきます。どんな環境でも力を発揮する得意なことはなかなかありません。職場、家、友人と会っている時、趣味の集まりなどなど、それぞれの環境によって他者から求められるニーズは変わっていきます。

そんな時でも、他者になくて自分にはあるものはなにか、これであなたの得意なことはみつけられます。

それでも得意なことが見つからない、今の仕事が自分に向いていない気がする、という方は思い切って仕事(環境)を変えてしまうのも一つの手です。
先ほどのAさんの例でも挙げましたが、今の環境で発揮できる得意なことがないとしても、環境が変われば求められることは変わります。

みなさまも自分の得意なことを見つけて、この荒波のような世界を生き抜いていきましょう!


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