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noteのタイトルのつけ方雑感

 noteの記事を書くときに、タイトルに迷った時があります。そこで、ある特定の記事を、試しに色々とタイトルを変更してみました。
 あくまでも、創作の学びのために、試行錯誤してみた次第です。
 結論としては、タイトルは変更しない方がよいと思いました。タイトルの変更で、ビューやスキの反応に特段の変化はありません。むしろ反応は低下したように思います。最初に決めたタイトルの方が、初出ということもあり、反応が早かったです。
 最初のタイトルというものは、直感や思いがこもっている面があります。
 タイトルの変更を繰り返す度に、色々と計算が入ってきてしまいます。タイトルに自然さがなくなってきます。それに一度読まれた方にも、申し訳ないようにも思えます。
 タイトルの変更をしているうちに、初期のタイトルに未練がでてきたり、後悔したり、変更の度に、かえって迷いが深まったりします。
 タイトル変更で学んだことは、「タイトルに迷っているうちは、記事を発表しない」ということです。一度発表したら、タイトルは変更しないことですね。初出のタイトルで一貫するということでしょう。
 ということで、私としては、今後は、タイトルの変更は、しないことにいたしました。
 唯一の例外は、後でスマホで確認したら、副題が欄から外れて分からなくなっているようなケースです。
 タイトルの変更はしないものの、スペースを削除して、行を縮めるような変更はありかなと思いました。記事の再確認で、そもそも読めないような場合は、読めるような変更もありえますね。
 タイトルのアイデアは、おそらく右脳の直感と左脳の計算がからんで、どうアピールするか検討する中でつめていくものでしょう。左右脳のバランスで、タイトルが、かたまることでしょう。
 直感の方が本質をとらえているとしたら、生活は左脳中心でも、創作は右脳の出番と言えることでしょう。
 創作は「タイトルに始まりタイトルで終わる」という面があり、タイトルは悔いのないものにしたいものですね。
 ネットと立ち読み可能な出版物では、技術的に違う面もあるでしょう。創作と実用書でも、大きく異なることでしょう。よき事例を研究していきたいものです。
 自分にとって、小説で最も短くストレートで印象的なタイトルは、山本周五郎氏の名作「さぶ」ですね。
 タイトルから、小説の冒頭、第一行の書き出し。さぶが泣きながら両国橋を渡っていくシーンは、最高かなと思っています。
 しかし、現在のネット小説では、「さぶ」だけでは分からないでしょう。副題もありかなと思います。
 ネット小説のタイトルは難しいなとも思った次第です。
 雑感はここまでといたします。
 


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火山竜一  ( ひやま りゅういち )
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