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記者ハンドブック

共同通信が発行している記者にとってのバイブル的時点。
新聞やWEB記事などで用いる表現について、表記のユレをなくす(使い分けをする)ために定期的に発行している。

初版はなんと1956年!
以来60年以上の月日の中で、4〜5年に1度、定期的に改訂されており、現在の14版は今月(2022年3月15日)、6年ぶりに改訂されたそうな。

どういう内容が書いているかというと、半分は、用事用語辞典といった感じで、例えば、「取り敢えず」という表現は「とりあえず」でもなく「取りあえず」と記載する。とか、外来語(カタカナ言葉)の例では、「ラインナップ」ではなく「ラインアップ」と記載するといった、表現をするときに悩んだ時に役に立つ他、何気なく使っている単語が、登録商標の場合は、記事上でどのように言い換えするのか記載しています。
(例)タバスコ⇨ペッパーソース、バンドエイド⇨ガーゼ付きばんそうこう

今回の改訂で新しく追加された、「差別語、不快語」をまとめたページは、かなり勉強になる。
企業戦士はダメで、猛烈社員と表現するってのはかなり衝撃(そもそも今やどっちも使わないってことは抜きにして)
あと、「ジェンダー平等への配慮」は、今はかなり重要度が増している気がするし、なるほどと思うことも多い。
(例)女優⇨俳優 など

他にも、表紙裏に時差早見表がついてたり、背表紙裏に年齢早見表がついていたり使い勝手は良さそう。

定価は2090円(税込)で、高いと思ったけど、安いと思えるようになるまで使いたい。

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