【読書感想】なるほどデザイン
まえがき
職場の先輩が貸してくれたため、2週間をかけ読了。めでたいことに今年の最初の1冊。そこそこの良書に巡り会えたので軽くレビューをする。
なぜか本の写真の1部しか写せなかったせいで、アイキャッチがほぼマルちゃんにしか見えない。
感想
主に抱いた感想は以下2つ。
デザインは想像以上に論理の世界
勉強は広く浅くが大事
1.デザインは想像以上に論理の世界
デザインは究極的に考えれば「意匠によって何かを目立たせること」というかなりシンプルな話なのだ。
そこで、「目立たせたいものは何か」「どうやって目立たせるか」の2つの論点が出てくる。前者は多くの情報を優先度順で整理・切り捨てる論理的な思考が重要になり、後者はデザインのパターンの学習と(幾ばくかのセンス)で成り立つ。
デザインと聞いて多くの人が最初に思い浮かべる人物、ピカソ。彼の難解な絵画が高評価を得たことと、こうした芸術とデザインを混同していることが、デザインが敬遠される一因になっているように思える。
2.勉強は広く浅くが大事
今回初学者としてデザイン書を読んだが、学んだことはかなり大きく、日常に新たな視点、物差しを獲得することができた。
学んだこと・かけた時間の兼ね合いを考えると、かなり費用対効果の高い学習だったように思う。これも初学者だったゆえ。どの分野においても、入門書を読むことはかなり良いインプットになるのではと感じた。
あとがき
シンプルだが今回の感想は以上。また機会があったら加筆する。早く次の本を読みたい。