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子連れでバスケ観戦に行ったら心が元気になった

前にレバンガ北海道の試合を観たのは2023年1月21日の横浜ビーコルゼアーズ戦だから、およそ1年4カ月ぶりのバスケットボール観戦でした。

人によっては「そんなもんだろ」というスパンですが、ここ数年間、数ヶ月に一度は観戦していた私にとってはすごく久しぶりのきたえーるだったのです。

何でこんなに間隔が空いたのか?

というのも、昨年子どもを産んだから。産後も家で試合を見たり関連する新聞やウェブの記事は読んでいたものの、0歳のベビーがいるため、なかなか自由がきかずに現場からは足が遠のいていたのでした。

しかし、5月4日のレバンガの今季最終戦は桜井良太選手の引退前最後の公式戦。レラカムイ北海道時代も含め、レバンガ北海道で17年もプレーした北海道の「鉄人」のラストを見届けない訳にはいかない!と勝手な使命感もあり、ベビー連れでの観戦にチャレンジすることにしました。

結論から言うと、子連れ観戦はアリでした。

子連れでのおでかけは簡単ではないですし、観戦を躊躇している保護者のみなさま、いると思います。私もその1人。

会場に行く前に色々調べました。その時にきたえーるの授乳室などの情報が調べても詳しく出てこなかったので今後ベビーと一緒に観戦したい方がネットの海を泳いだ時に読んでもらえればという思いで書き残しておきたいと思います。

◾️きたえーるの授乳室は2カ所 ミルク用のお湯は要持参

予想以上にレバンガ北海道の試合会場はファミリーフレンドリーで、スタッフのみなさんに「授乳室は…?」と声をかけるとサッと対応してくれたました。

オムツを替えたり、子どもにおっぱいやミルクをあげたりできる授乳室は、アリーナのロビーにあるファンクラブブース裏ときたえーるの事務所の2カ所ありました。ファンクラブブース裏の授乳室はスタッフに声をかけると案内してもらえます。

ファンクラブブース横には授乳室についての張り紙がありました

私が使おうとした時は先に使っている方がいたので、アリーナを出てすぐ目の前にある、きたえーるの事務室の授乳室を案内されました。おむつ替え台とイスがあって問題なく用事を済ますことができました。ただ、ミルクを作るためのお湯は見当たらなかったので持参することをおすすめします。

わたしはお湯と湯冷まし代わりの「いろはす」でミルクを用意しています。お湯でミルクを入れると哺乳瓶を冷ます水が必要だし時間もかかる。出先でスムーズにミルクが用意できないことがストレスで、どうにかならないかと色々調べるうちにいろはすが湯冷ましに使えるということを知って外出先でのミルク作りが格段に楽になりました。

他にも湯冷ましに使えるミネラルウォーターはあると思いますが「赤ちゃんにも使える」という情報が表に出ていないことも多く。私は情報が出ている「いろはす」にお世話になってます。

◾️オムツ替えは多目的トイレでも

オムツ替えだけなら、アリーナ内に何カ所かある多目的トイレで良さそうです。

私が設備を確認したアリーナ2階の多目的トイレは、商業施設のトイレによくある折り畳み式のものではなく、しっかりとした備え付けのオムツ台でした。ベルトがついていて、暴れる子供のおむつ替えがちょっと楽になるアレです。

他の所は覗いていませんが、館内表示によると何らかのオムツ台が設置されている様でした。

◾️防音イヤーマフはあった方がいい

会場は大音量のため子どもの耳を守るためにも防音用のイヤーマフは必要だと思います。私は近場のお店で見つけることができなかったのでAmazonで購入して持って行きました。

最初は子どもがつけるのを嫌がってイヤーマフをぶん投げたりしてたので、どうなるやらだったのですが、しつこくつけているうちに大人しくつけてくれるようになったので助かりました。

Amazonや楽天で「子ども イヤーマフ 防音」と検索すると色々と出てくるので気になる方は調べてみてください。

桜井良太選手の引退セレモニー。昨シーズンまでレバンガ北海道に在籍していたアルバルク東京・橋本竜馬選手の涙が印象的でした。2人の関係性を感じました。

◾️子どもがいても観戦は「行ける!」

今回、大人2人と赤ちゃんの家族3人で観戦に行って代わる代わる子どもをあやしていましたが、個人的には「ワンオペでも観戦にいける!」と感じました。

今回もあやすために頻繁にアリーナからロビーに出ましたし、正直、ずっと試合会場内で観戦するのは難しいとは思います。

その時に助かったのは、ロビーのテレビでした。テレビでは試合映像が流れていたので、会場から漏れ聞こえる音を楽しみ、テレビを見つつ、眠たがる子どもをあやしていました。

子連れ向けに映像を流しているわけではないと思いますが、偶然にも置いてけぼりをくらわず、試合が観れないストレスがなかったのも「行ける」と感じられたポイントでした。

試合中のロビーには私のような人が5人ほど子どもをあやしながら歩き回っていたので、来季もぜひともロビーで試合映像を流してもらえたらなと思います。

試合の様子をテレビで横目で見ながら、子どもを遊ばせられる場所があればもっと観戦に来やすいな、なんて考えたりしました。

◾️実はカーリングも観戦に行きました   

実は私、2月にどうぎんカーリングスタジアムにカーリングの日本選手権をワンオペ観戦に行きました。カーリングは静かなスポーツなので、選手の集中力を削ぐような泣き声が会場に響き渡らないかが心配でしたが、ちょうど寝てくれたのでしっかりと観戦できました。

カーリングにバスケにと子連れ観戦の経験を積んで「スポーツ観戦行けるじゃん」と自信をつけつつあります。

行く前は不安でしたが、桜井選手のラストダンスを見届けられたのはもちろん、わたしの心が元気になったのが大収穫でした!

◾️子連れ観戦は諦めなくていい

私みたいな「スポーツを生で見たい」という欲求のある人間にとって、試合会場に行くことはすごく大事だったんだなと強く感じました。今回は座席の周囲の方々が、子どもを笑顔であやしてくれて優しかったのもありがたく。助かりました。

もちろん子どもに無理をさせないことが大前提ですが、スポーツ観戦は「子連れだから」と諦める必要はないイベントだと確認することができました。

この日のレバンガは負けてしまいましたが、桜井選手の引退を見届けられて大満足でした。また来シーズンも子連れで観戦に行こうと思います。



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