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2025年1月の投資パフォーマンス確認

1月があっという間に過ぎ去りましたが、投資成績はいかがでしょうか?私は主にインデックスファンドを中心に運用しながら、一部でETF(QQQ、TQQQ)や個別株を組み入れたポートフォリオを運用しています。

本記事では、1月の市場動向や自分のポートフォリオの成績、そしてその結果から見える今後の投資方針について、具体的なデータとともに振り返ってみたいと思います。


1月の市場動向

1月は、S&P500やNASDAQといったアメリカの主要株価指数が年初から堅調に推移しました。1/27にはDeepSeekの発表でNASDAQが下落したことは「DeepSeekの発表でNASDAQ急落!」に書いた通りです。

チャートを確認してみましょう。
赤:S&P500 +2.92% 青:QQQ +2.36% 緑:TQQQ +5.2%

2025年1月のチャート

また、決算やFOMCによる金融政策の動向にも注目が集まりました。FOMCについては「1月FOMCまとめ 金利据え置きの背景にある理由とは?」で書いた通りです。

地政学リスクや景気先行きに関する懸念は依然としてあるものの、1月はDeepSeekの影響で急落した以外に大きな波乱もなかったように思います。

自分のポートフォリオの成績

昨年11月からポートフォリオは変更していません。見通しも大きく変わっていないため、詳しくは「2024年11月 ポートフォリオ変更」をご覧ください。

38% 円
22% オルカンなど
11% QQQ
18% 個別株
7% TLT
4% GOLD

株価自体は堅調に上昇したものの、やや円高が進行したことや、個別銘柄として保有しているMicrosoftの決算が予想を下回った影響もあり、総資産は年初からほぼ横ばいとなり、全体では約-0.56%の変動となりました。

振り返りと考察

1月の結果を振り返ると、株価は堅調に推移し、総資産はほぼ変わらずでした。しかし、株価が割高でS&P500の12ヶ月先予想PERが過去平均を上回る中、このまま現金比率を高めにキープしていきたいと考えています。

アメリカ経済はいまのところ堅調です。また、ゆっくりしたインフレ率の低下とFRBの利下げ回数も市場に織り込まれていて、波乱の原因にはなりにくいと思います。

景気悪化懸念が再燃するなど、何かの材料で株価が下がれば現金比率を下げて買い増したいと考えています。

「月が変われば相場も変わる」という格言の通り、2月は過去の統計データ(アノマリー)から見るとパフォーマンスがあまり良くない月とされています。

日本でも「節分天井・彼岸底」などと言ったりしますね。これは、節分の時期(2月上旬)に高値をつけて、彼岸の時期(3月中旬)に安値をつけるという意味です。

米国株式市場のアノマリー

まとめ

1月は、全体としては堅実な市場の動きの中で、私のポートフォリオも大きな変動を見せず、安定した成績となりました。

しかし、株価の割高感や経済の先行き不透明感から、今の現金比率を維持しつつ、買い増しのチャンスを狙いたいと考えています。

投資は焦らずに着実な資産形成を目指すことが大切です。これからも定期的に市場とポートフォリオのパフォーマンスを確認し、情報を発信していきたいと思います。この記事が参考になればうれしいです。


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