アナログ絵、デジタル絵、AI絵
以下は「私の場合は」で書いています
*
iPadのアイビスペイントアプリを使い
タッチペンで描いたデジタル絵は
あ、しまった!って思ったら
すぐにひとつ前の工程へ戻れるけれど
絵の具やペンで紙に描いたアナログ絵は
そうはいかない
あ、前の方が良かったな
この色加えなかった方が好きだったな
ってことがしばしば
たとえばこの秋桜の絵
初めはガラスペンだけで描いた
風が吹いている感じが出せたかもと
自分でも気に入った
数日経ってもう一度見返したら
花びらの色をもう少し色づけたくなり
少し濃いピンクの水彩ペンで色をつけ
水筆でぼかした
ついでに背景も色を加えた
微々たる変化だけれども
私的には
「前の方が良かった〜💦」
リアルな感じにはなったけど
風が吹いている軽さがなくなった気がした
でももう戻れないし、消せないし
これ以上悪あがきすると
どんどん戻れなくなる
前の絵を写真に撮っていたから
こうやって比べることができるけれど
私の目の前のスケッチブックには
私の中では少ししっくりこない
この絵がある
その時は失敗した〜と思っても
また見返したら
「こっちのほうが温かみがあって好き」と
思うかもしれない
*
ふと
これって人生と一緒だなと思った
後戻りはできないし
自分のしたことは
自分で責任を持つしかない
逆に筆を加えて良かったと思う絵も
たくさんある
だからアナログ絵はおもしろい
もちろんデジタル絵は
透過や反転などの技術が使えたり
持っていない画材のペンタブが使えたり
アナログ絵ではできないことができて
それもまたおもしろい
まぁ、私は同じものしか使わないので
アイビスペイントアプリの機能の数%しか使えていないと思う
AIイラストは以前一度やってみたことあるけど
言葉で指示出しが難しく世界観がうまく出せなかった
素敵に自分の世界観でイラストを作られている方
すごいと思う
今回はリベンジしてAI生成アプリで、自分の絵をAI化したらどうなるんだろう。。と遊んでみた
先ほどのガラスペンで描いた
「秋桜の風」の絵をAI化するとこうなった
⬇️
お次は水彩色鉛筆で描いたこちらをAI化
⬇️
デジタルで描いたこちらをAI化
⬇️
水彩色鉛筆とパステルで描いたこちらをAI化
⬇️
もう一度デジタルとAIの競演を
⬇️
言葉での指示ではうまくいかなかったけど
自分の絵をAI化すると
さすがに世界観は出るんだなと分かった
でも細かな心の描写は
やはり難しい(私には)
逆に服とか自分ではワンパターンになるけど
AIってデザインが豊富だと思った
AIさんとは
アイデアや構成の手がかりをもらったりして
仲良く共存していくのが良いのかもしれない
AI化するのは楽しかったけれど
やっぱり私は
アナログ絵でもデジタル絵でも
描く工程そのものが楽しい
数秒で生成される綺麗な絵
それをどう感じるかは自分次第
私は素晴らしいAIイラスト制作技術を鍛錬するよりも
水とインクの滲ませ方に目を見張っていたい
これからどんどんAIイラストが増えてくるだろうから
「まだ手描き〜?!珍しい」って
何十年後、言われてるかなぁ〜
逆に言われたい
つい長々と。。
おつきあいいただきまして
ありがとうございました🫧
2024.10.22 (ガラスペン、水彩ペン)hoho
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?