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アナログ絵、デジタル絵、AI絵


以下は「私の場合は」で書いています



iPadのアイビスペイントアプリを使い
タッチペンで描いたデジタル絵は
あ、しまった!って思ったら
すぐにひとつ前の工程へ戻れるけれど

絵の具やペンで紙に描いたアナログ絵は
そうはいかない


あ、前の方が良かったな
この色加えなかった方が好きだったな
ってことがしばしば


たとえばこの秋桜の絵

初めはガラスペンだけで描いた


「秋桜の風」 2024.10.20 (ガラスペン)



風が吹いている感じが出せたかもと
自分でも気に入った






数日経ってもう一度見返したら
花びらの色をもう少し色づけたくなり
少し濃いピンクの水彩ペンで色をつけ
水筆でぼかした

ついでに背景も色を加えた



微々たる変化だけれども
私的には
「前の方が良かった〜💦」


リアルな感じにはなったけど
風が吹いている軽さがなくなった気がした


でももう戻れないし、消せないし
これ以上悪あがきすると
どんどん戻れなくなる


前の絵を写真に撮っていたから
こうやって比べることができるけれど

私の目の前のスケッチブックには
私の中では少ししっくりこない
この絵がある


その時は失敗した〜と思っても
また見返したら
「こっちのほうが温かみがあって好き」と
思うかもしれない





ふと
これって人生と一緒だなと思った


後戻りはできないし
自分のしたことは
自分で責任を持つしかない


逆に筆を加えて良かったと思う絵も
たくさんある

だからアナログ絵はおもしろい


もちろんデジタル絵は
透過や反転などの技術が使えたり
持っていない画材のペンタブが使えたり
アナログ絵ではできないことができて
それもまたおもしろい


まぁ、私は同じものしか使わないので
アイビスペイントアプリの機能の数%しか使えていないと思う



AIイラストは以前一度やってみたことあるけど
言葉で指示出しが難しく世界観がうまく出せなかった

素敵に自分の世界観でイラストを作られている方
すごいと思う



今回はリベンジしてAI生成アプリで、自分の絵をAI化したらどうなるんだろう。。と遊んでみた



先ほどのガラスペンで描いた
「秋桜の風」の絵をAI化するとこうなった
⬇️

線がはいったり、ちょっとずつ気になる箇所あり

こういうところを修正していくのかな?



お次は水彩色鉛筆で描いたこちらをAI化

⬇️



なるほど〜
色合い、好きかも
傘と服、かわいい♡




デジタルで描いたこちらをAI化


⬇️



これも色合い好きかも
服、かわいい😍
髪飾りまでつけてくれてる



水彩色鉛筆とパステルで描いたこちらをAI化

⬇️



なぜか小鳥さんが花束に😅
色は手描きの方が森感があって好き




もう一度デジタルとAIの競演を

デジタル手描き


⬇️


AIさん

華やかだけどもう少し侘び寂びが欲しいのです。。



言葉での指示ではうまくいかなかったけど
自分の絵をAI化すると
さすがに世界観は出るんだなと分かった

でも細かな心の描写は
やはり難しい(私には)

逆に服とか自分ではワンパターンになるけど
AIってデザインが豊富だと思った

AIさんとは
アイデアや構成の手がかりをもらったりして
仲良く共存していくのが良いのかもしれない



AI化するのは楽しかったけれど
やっぱり私は
アナログ絵でもデジタル絵でも
描く工程そのものが楽しい


数秒で生成される綺麗な絵
それをどう感じるかは自分次第


私は素晴らしいAIイラスト制作技術を鍛錬するよりも
水とインクの滲ませ方に目を見張っていたい



これからどんどんAIイラストが増えてくるだろうから
「まだ手描き〜?!珍しい」って
何十年後、言われてるかなぁ〜

逆に言われたい




つい長々と。。

おつきあいいただきまして
ありがとうございました🫧



「秋桜」

2024.10.22 (ガラスペン、水彩ペン)hoho





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