コロナ禍、社長は何を考えているのですか? part③社会・価値観編
社長は何を考えているのですか?とよく聞かれます。本編は社会・価値観編として、社会・価値観がどのように変化していくかについて話していきます。
3社会・価値観がどうなっていくか
コロナがきっかけで、新常態をはじめ新しい生き方が始まりました。あわせて新しい働き方に変わりました。毎日満員電車に乗って通勤していたのはほんの3ヶ月前。10年以上かけても変わらなかった在宅勤務が1週間で実現しました。コロナですべての経済をストップし外出自粛をしました。仕事よりも生きることを優先したのです。今までになかった価値観が一気に押し寄せ来ました。今まで常識だったことが非常識になりました。ではコロナが終ったら、元に戻りますか。もう戻れないように感じます。ですから、今の行動様式や価値観はこのまま残るということです。
以下にこれからの未来を想像してみました。
総じて、経済偏重から人間らしさへシフトしていく。
新しい日常(Sディスタンス、非接触、マスク)は定着。
生活は、家族第一、健康第一。
働き方は、オフィスから在宅・テレワークへ。
企業は、株主尊重から社員尊重へ。利益や成長拡大から持続可能な経営へ。
このあたりがキーワードでしょう。
あとは、デジタルシフトです。行政では10万円給付の申し込みは紙で提出してくださいと言われました。ほとんどの企業はテレワークができる環境でありませんでした。今はそういう状況です。日本はだいぶ遅れています。ですから、これからは日本全国で一斉に、あらゆるものがデジタル化、オンライン化に移行していきます。まずは行政から。そしてあらゆるサービスがオンラインに変わります。ITエンジニアの人手不足は続くでしょう。
しかし、長期で見ると、新しい未来は人間が望んでいる方向に進んでいくと思います。この点は楽しみであります。