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村上春樹と、決意表明みたいなもの
今日は久しぶりに本を開いた。
村上春樹さんの「職業としての小説家」。
体調を崩す前に読んでいて、途中で放置していた本。
活字を追うのも久しぶりで、どことなく緊張感を覚える。少しずつ目を慣らしていって、そのまま水に潜る時のように静かに入り込んでいく。
noteで出会った方が、「村上春樹さんのエッセイは小説の答え合わせのようなもの」と仰っていて、まさにその通りだなあと思って読んでいた。
これまた読みかけの「海辺のカフカ」にはどういう挑戦が隠れていたのかも載っていた。
そもそも、ひとつひとつの長編小説に挑戦が隠れていたことも驚きだった。
まずはなんの先入観もなく読みたい気持ちはあれど、そういった背景をわかってから読むのもまた面白いかもしれない。
他にもとにかく文章を書く上で、また生きていく上でも参考になることが書かれていて面白かった。
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昨日、コミュニティの方のカラーセラピーを受けさせていただいた。
自分が直感で選んだ色で過去、現在、未来を占ってもらう、というもの。
選んだ色から見て、今は絶好調らしく何を始めても守られているから大丈夫、だそう。
ちょうど新しい挑戦がはじまるタイミングだったので気休めだとしてもだいぶ嬉しい。背中を押されているようで安心した。
それと同時に、5年前も同じことを言われたなと思い出す。
上京して1年目。ふと占いにいきたいと思い立ち、そこで同じようなことを言われた。現にその時は絶好調だった。仕事も楽しくてプライベートも充実していて、社会人ってなんて楽しいんだろうと思い上がっていた。
だけど、そこから2ヶ月もしないうちに調子に乗った私はまんまと転げ落ち1年間ほど暗闇の中を歩くことになる。
一喜一憂するのもいいけれど、ちゃんと気を引き締めようと思い直す。
山あり谷ありとはいえど、回避出来ることはしていきたい。
有給消化も終え、人生の秋休みも終わる。
順調に駒を進めている周りの環境を見ると焦ることもあるけれど、私は私の声によく耳をすませ、行きたい方向に歩いていきたい。