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努力は「愛する」ことからはじまる


2日目を終えて帰宅すると、ランニングしたあとみたいに体がだるかった。
ずっと動いてるし接客してるから、色んな方向の疲れがすごいのだ。

でもやっぱり、人と話すのは楽しい。
笑顔を向けられると、とっても嬉しい。

初めてお会いした常連らしいおじさんに飴を貰った。はちみつしょうが飴。
ベタだけど頑張ってこうって思えた。




ところで引っ越してきてから、朝ごはんの時はニュースという決まり事に従ってる。ちなみに、絶対にNHKだ。

今朝そのニュースの中で、92歳のジャズピアニスト秋吉敏子さんについて取り上げられていた。



70年以上もの間ずっとピアノに携わっていた秋吉さん。
「毎日同じことやっているうちに、93歳になっちゃった」(誕生日が12/12のためもうすぐで93歳)の言葉も印象的だったけれど、まだうまくなりたいか?の質問の答えがとても素敵だと思った。


才能っていうのは、誰かがずっと前に言ったけど「小さな火」のようなもので、消えないようにあおぎ続けないと。才能があって毎日寝ているとうまくならないし、努力しないといけない。
努力がなぜできるかというと、愛するということですね、やることを。
どれだけ自分が愛しているかってことにかかってますよ。愛してなければ途中でやめちゃうでしょう。
秋吉敏子さんより



やることを愛すること。
これはクリエイティブなことに関わらず、筋トレだったり家事だったり植物を育てることだったり。
実に様々なことに当てはまる。

目の前のことを愛して夢中で過ごしているうちに92歳になってしまった。そんなの、最高に幸せじゃないか。

他人の人生をぼんやり眺めている暇はないのだ。
視野を広くしたり狭くしたり、色んな場面で使い分けられたら良さそう。
意識がどこかへ飛んでいきそうな時は自分軸に。何度だって立ち返りたい。

まだまだ頑張るその姿勢をみて、元気をもらった朝だった。


お手本にしたい人達は世の中にたくさん溢れてる。
手を合わせながら感謝して前に進む勇気を貰ってる。

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