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キレイに書かなくてもいい!日々を残すノートの力

「あぁ、あのときの私、こんなことを思って感じてたんだ…」

一冊のノートをパラパラとめくりながら思う。


忙しい毎日を送るママたち。

家事や育児、仕事に追われ、気がつけばアッという間に一日が過ぎ去っていく…。

そんな日々の中で、ふと立ち止まり

「あれ… この日は何があったんだっけ?」
「あのときの私、何を感じてたんだろう?」
「あの日の子供の様子は…」

と自分に問いかけても

答えが見つからない。
出てこない。

「あぁ… 書いておけば良かった…」

足跡が残っていない日々。
思い出せない日常。

この空虚感がとても嫌だった。
(忘れんぼの私には特に堪えました…)

そんな毎日の暮らしに
書き残したメモのひと言にこそ、たくさんの彩りの日常があったんだ…

と気づかせてくれたのは、たった一つのノートでした。

きれいに書かなくてもいいノートを使う意味と心への効果


ただの走り書き


私のノートの使い方は、キレイに整えたりデコをすることではありません。むしろ、書くこと自体に意味を見出すためのノートです。

忙しい中で時間を確保して、完璧に記録を残すことはなかなか難しいもの。

けれど、走り書きや汚い字であってもいいから
思いついたことや感じたことを、とにかくパッと書き留めておく。

あとになって、その大事さ
大切さを痛感します。

そのためにも、キレイに書かなくてもいい一冊のノートが必要だと思いました。

なぜなのか?

それは
書くことのハードルが下がるからです。

「ちゃんと書かなければ」
「キレイにまとめなければ」

というプレッシャーから解放され、気軽にペンを走らせることができました。

結果として、日々の記録が増え
心の中に溜まった感情や思考が書き出されることで心理的にも軽くなるのです。

汚くても書き続けることで得られる価値


自分的にはキレイにまとめていたときもあったけれど
忙しくて書けない日もあったりして…


最初は、走り書きや汚い字に違和感を覚えたり
ノートが見栄えしないことでどこか満足感が得られないかもしれません。

でも、書き続けることでその感覚は変わっていきます。

なぜ?

それは
書いた内容そのものが大切だからです。

日々の自分の思考や感情が残っていることにこそ意味があり、その価値は後で振り返ったときに実感します。

「こんなことがあったんだ!」
「あのとき、こんなことを感じていたんだなぁ」
「こんな風に悩んでいたっけ」

と、自分の過去を振り返り
その瞬間に何を思って生きていたのかの足跡を見て感じることができるから。

この記録は、自分だけの人生の物語であり
未来の自分への大切な贈り物となります。

走り書きノートの具体的な使い方


ただただ、思うがままに書いた

忙しい日常の中で
〝キレイに書かなくてもいいノート〟を活用するには、いくつかのポイントがあります。

⚫︎ いつでも手に取れる場所に置く

ノートは常に手元にあることが大事です。
日常のすきま時間や気づいたときにすぐに書けるよう、キッチンやリビングなど、自分がよくいる場所に置いておくと便利です。
(私は家事動線の中心であるキッチンに開いて置いています)← 家族がいるときは閉じることも🤭

出かけるときには、小さなメモ帳とペンをカバンの中に忍ばせたり、車の中にも置いています。

紙のメモ帳だと切ってそのままノートに貼り手間もはぶけます。

ときにはスマホにメモしたり、必要だと思えば録音をすることだってあります。

要は自分がどうしたいのか?
がとても大事になります。

⚫︎ 書くことに完璧を求めない

まずは日にちを記入。
(例:24.10.24 or 241024 or 24'10/24など)

今日あった出来事、感じたこと、悩みなど頭に浮かんだことをそのまま書きます。

形や文章にこだわらず、ただペンを走らせることが大事です。

そのための、大きなポイントとなるのが
汚く書いても、走り書きでも
許せるノートを用意すること!

ここ、ものすごく大事になります。

お気に入りすぎて、「キレイに書かないと」と構えてしまって書けない。

だからといって、気持ちがのらないノートだと「書きたい!」とも思えなかったり。

自分に合った〝ちょうどいい〟ノートを見つけてみてください。

私のおすすめノートはA5サイズの365デイズノート。

デイズノートにしてから、つい最近3冊目に入り、半分の厚さの2/1イヤーノートを取り入れたところです。

それに、万年筆でサラサラっと書いちゃってます。

ちなみに、無印やprepyの万年筆 (中字:0.3・細字:0.2)を使っていますが、バッグに入れてあるペンは『STYLE FIT』を好んで使用しています。

⚫︎ 見返す時間をつくる

毎月一度や定期的にノートを見返す時間をつくることで、過去の自分と対話ができます。

特に心に残ったことや、今の自分に影響を与えている思考に気づくことができるはずです。

このときに振り返った気持ちを、その日のページに書き残したり、このnoteの記事になったりしています。

むすび


忙しい日々の中でも、自分を見つめ直す手段の一つとして一番おすすめしたいのが、ノートに書き留めること。

私たちは忙しさの中で、自分が何を感じ
どう生きているのかを見失うことがあります。

そんなとき、汚くても走り書きでもいいノートが一つの道しるべとなるのです。

ノートを開けば、過去の自分と再会でき
未来の自分への手がかりを見つけることだってできる。

汚くてもいい、走り書きでもいい。
まずは一冊のノートを始めてみませんか?

それが、自分自身をより深く知るための一歩になるはずです。

この記事を通して、走り書きノートの心への効果や使い方で、日常の忙しさの中で感じる「書きたいけど書けない」悩みを、少しでも解消できたら嬉しく思います。

最後に少し…


忙し過ぎて書けない日だってあります。

「忙しかったんだな」と書けない日さえ思い出として受け止められるのは、少しでも書いている日があるからこそ。

たった一つのノートが、自分の人生の物語であり
生きてきた証。

おまけ


とてもじゃないけど書けない!… ハードルが高いな、と感じたら

スマホのアプリはいかがですか?

最初は汚く書くこと、走り書きを残すことに抵抗があった私。

そのあと、書くことの大切さや大事だったことに気づいたから書けていますが、何事も初めてというのはハードルが高いものです。

まずはスマホのメモ帳やアプリから始めてみてもいいと思っています。

残っているということが大切なので。

おすすめは『引き出し日記』というアプリですが、詳しくはまた別記事にしてみますね。


ということで、思いのほか長くなってしまいました。

ノートをパラパラとめくった先には、本の物語を読むように、自分の人生の物語が頭の中にも心の中にも入ってくることでしょう。

やった先にこそ見える世界を体感してほしい。
あなたの世界をあなたが感じてみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

それでは、また。

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