自分の大事な“好き”の感情
前回のタロット面接で自身の深掘り足りてないんじゃない?って事で
小学校時代から過去を遡ってみました。
思い出しやすい事柄から言うと、
しょっちゅう絵を描く子ではなかったが、
どちらかというと絵を描く事は得意だった。
でもその内容は漫画をトレースしたり、静物画だったり。
見たままを描く物。
個性的な世界観という物ではなく、
真似る、それっぽくまとめるのが得意でした。
自分としてはオリジナリティーが無いから
“本物じゃない”ってコンプレックスがあって。
でも唯一評価される教科だし、
成果物として目に見えるから自分としても印象に残ってしまう。
だから将来、活かすとしたらデザインの分野かなと思い、
学が無いから当時就職に有利そうなCGスキルを専門学校で習得。
ここからスキル先行の職場選びになっていくわけで。
でもちょっと待って、
真似るのが得意という点で
夢中になって遊んでた事と言えば、
ユーミンとかチャラの癖が強い歌手のモノマネ。
兄弟でビデオカメラ回しながらポカリスエットのCMの再現。
妹を着せ替え人形にしてファッションショーの真似(当時スーパーモデルブーム)。
GTOのセリフを言いながら先生のフリをして教室に入って行ったり、
合唱コンクールの時に天使にラブソングのパロディーをして場を沸かせたり、
HIP HOPの影響で日サロに通い、黒人歌手になりきって街を闊歩したり。
カッコイイ!キレイ!!って思った事を実生活で再現したい。共有したい。
更に注目を浴びてダイレクトに反応がある方が断然楽しいし興奮する。
当時はそのまま“お笑い”という職種に結びつけて、いや吉本じゃないなーで終わらせてた。
その感覚を仕事に使えない材料として早々に切り捨ててました。
そう思うと、今もランチタイムのおしゃべりが無かったらとっくに辞めてたな。
くだらない内容だけどたまに大笑いしたり、家族の悩みとか聞いてもらったり、何かしらのエネルギー交流があるから毎日せっせと通っている。
カタログの表紙デザインを考えてる時間よりよっぽど楽しい。
じゃあ、その流れでいくと口を使う仕事に喜びがありそう?
で、今の視座で思いつく職種に落とし込もうとすると接客業というより、もう少し親身に話す愚痴聞き?とか
タロット占い師?はたまた漫談家?となるわけです。
いやいや、ちょっと待って、いつもの悪い癖出た。
早く今の状況から脱出したいから、合わせ技で一気に突破しようとする癖。
手っ取り早く今の環境を変えるための発想。
夢中になれる仕事を通して自分を表現したい、色んな人と色濃く関わりたい、充実した時間を過ごしたい。
でも、もっと素直にシンプルに言うと
女でも男でも、素敵!仲良くなりたい!って思う人と対等で良好な関係性が築けたら、それだけで実は楽しいのでは?
でも何話す? 自分の魅力をどう伝える?
自分の魅力を伝える方法がなきゃ始まらない。でも自分の魅力って何?
最近読んだ本にこう書いてありました。
この本で、自分の何となく好きっていう感情は、自分にしかない特別なモノなんだと気付かせてくれました。
その時々で色々な事に目移りするから、好きがとっ散らかっちゃって。
一貫性が見えないから重要に思えなかった。
だから“自分の好き”をそこまで特別視してなかった。
今一度、好きのグラデーション、ジャンルを整理したら、ずっと色濃く好きなモノが見えてくるはず。
自分の感性に響いた素直なアウトプットとして友近とロバート秋山が分かりやすい例ですよね。
まずは、これ面白いな、綺麗だな、素敵だなと思う、自分の感性に触れる言葉や考え方、作品や情景をストックする。
深掘る。
それを自分が伝わりやすいと思う方法で共有する。
何より、自分が興奮しながら楽しい!と思える会話が出来る機会を増やす。
ここからしか始まらない気がしました。
今は変に仕事に結びつけようとしない。
どうせズレてきちゃうから。
究極は仕事とか関係なく、
イケメンを見かけたら
「ちょっといいかしら、
探すの手伝って欲しいの。
あなたの連絡先」って
堂々と本人に言えるタフババアになったら強いよね〜
こうなれたら絶対楽しい。
相手は怖がるけど。