#31 「教員だからこそ」の学びを楽しむ|自分のためのインプット習慣のつくり方
こんにちは、hitorigotoの後藤です。
#21までは教員としての「キャリアの在り方」について記事を書いていましたが、少し趣向を変えて「心の持ち方」について書いていきます。
新たに心の調整をして、少しでも多くの教員の方の力になれることを目的にしています。
改めて、私について「どんな人間なのか」「どんな世界を目指しているのか」は#1に書いているので、初めて記事を読む方は下記を読んでいただけると嬉しいです。
そして、会社の理念、私の想いでもある"すべての教員に光を"を体現すべく、2025年はたくさん仕掛けていきます。そのうち1つで、近々note有料記事をアップします。
普段の投稿では伝えきれない、さらに深い自分自身の過去や生き方、元教員という経験から今後どのような取組で、どのようなマインドで世界を変えようとしているのかを本気で伝えます。
本題に入ります。
「自分が学ぶ時間がなかなか取れない」と感じることがあります。
日々の授業準備や生徒対応、行事の準備に追われていると、自分の学びはつい後回しになりがち。
ただ、「教員だからこそ」の学びがあります。
それは、生徒たちに学ぶ楽しさを伝えるためにまず自分自身が学びを楽しむこと。
今回は、忙しい教員でも取り組める「自分のためのインプット習慣」のつくり方について書きます。
なぜ「自分の学び」が必要なのか?
「教える」ことは、思っている以上にアウトプットが多いです。
授業で生徒に知識を伝え、行事ではリーダーシップを発揮し、進路指導でアドバイスをす。
ただ、アウトプットばかり続けていると心のエネルギーが枯渇してしまうことがあります。
そんなとき、必要なのが「インプット=自分が学ぶこと」。
自分が学ぶことで新しい知識や気づきが得られ、それが生徒との会話や授業の質を高めるヒントになります。
「学びを楽しんでいる先生の姿」は、生徒にとって大きな刺激になります。
学びを「習慣」にする3つの方法
「忙しい中でどうやって学びの時間をつくるのか」と思うかもしれません。
そこで、無理なく続けられるインプット習慣のつくり方を3つ挙げます。
1. 「スキマ時間」を活用する
学びの時間は、長時間でなくてもOKです。
1日10分でも自分が興味のあることに触れるだけで、新しい発見があります。
通勤時間にラジオやYouTubeを聞く
休憩中に気になる記事を1つだけ読む
寝る前に読書を5分だけする
「まとまった時間を確保しなければ」と思わず、スキマ時間を有効に使うことがポイントです。
2. 興味があることから始める
「これを勉強しなければならない」と思うと、学びが義務になってしまいます。
ただ、学びは「好き」や「興味」が原動力。
まずは、自分がワクワクするテーマから始めてみましょう。
教科に関連する最新のトピックを調べる
生徒が好きな音楽やゲームについて学んでみる
教育に関する新しい本を読む
「こんなこと、生徒に話してみたいな」と思うことがあれば、それが立派なインプットになります。
3. 「学んだこと」を誰かに話す
インプットしたことは、アウトプットすることで記憶に定着します。
学んだことを同僚や家族、生徒に話してみましょう。
職員室で「こんな本を読んで面白かったです」とシェアする
授業の小ネタとして生徒に伝えてみる
自分のSNSで「学んだこと」をつぶやく
学びを誰かと共有することで、自分の中でも理解が深まり、新たな気づきが生まれます。
インプットを「楽しむ」ことが大切
学びは、決して義務ではなく、自分のための贅沢な時間。
教員という立場だからこそ、新しい知識や経験が生徒の成長に繋がると考えると、もっと気軽に学べます。
「学びたい」という気持ちが生まれたら、それを素直に楽しむことが大切。
「教えるため」だけでなく、自分がワクワクするから学ぶという感覚を大切にしましょう。
自分が楽しむ姿は、生徒にとって最高の学びになる
生徒は、「楽しそうに学ぶ先生の姿」を見て、「学ぶって面白いんだ」と感じます。
先生自身が学びを楽しむことが、生徒の「学びたい気持ち」を引き出します。
「先生、最近どんな本読んでますか?」
「先生が好きなことって何ですか?」
こんな風に、生徒が興味を持ち始めたら大成功。
先生の学びが、生徒の学びにつながる。
それが、「教員だからこそ」の学びの楽しさです。
「学び」を楽しむことで、自分自身も成長する
自分のためのインプット習慣は、仕事の質を高めるだけでなく、教員としての成長にもつながる。
まずは、興味のあることをスキマ時間で学び、誰かに話すことから始めてみましょう。
学びを楽しむことで、生徒や周りの人とのコミュニケーションも豊かになり、仕事の充実感が増していきます。
これから目指す世界
"すべての教員に光を"
教育は大人がつくるものです。
教育者が輝き、教育機関が進化する世界を創ります。
具体的には、直近で下記を実現させます。
現役教員限定コミュニティ
仲間・挑戦・業務負担軽減をテーマに"自分らしさ"を創り出します。職員室改善プログラム
学校教育機関に向けて、職員一人ひとりの"自分らしさ"を創り出す戦略を提案します。
大人の人生が変われば、子どもの人生も変わります。
教員としてではなく、教員と教育機関を支えるパートナーとして生きていきます。
最後に
本気で自分のキャリアについて考えている方は連絡ください。
人生を本気で変えてみせます。
後藤 裕磨