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いきたかった

祖父の命日が10/7。
10/17
私は死のう。
昨日たまたま近場にある小さいブックオフに歩いていった。そこにわたしがずっと欲しかったフィギュアが売っていたのだ。
すこしだけ、ほりだしもの。ちょっとだけ今の自分には高いけれどなんだか嬉しかった。
一人暮らしはさみしくて、相変わらずだったけど
久しぶりのわくわくする物事にすこしだけ心を躍らせて、なんとなくレトルトカレーとか買っちゃって、
帰宅。
お酒を飲みつつ
組み立てよー!ずっと欲しかった可愛いフィギュア!
そんな気持ちで組みたててた。
パーツは、思ったよりはるかにはまりにくく、硬くて、ツインテールが突然バキッと折れてしまった。
何故だろうそれだけの事で、ショック、と同時に私の心も折れたのかな。

あ、死のう。

別にその決意に涙も出なかった。
泣きながら止めてくれた友達の言葉も頭にはなかった。
ただ漠然と、飛び降りよう。
という気持ちだけがそこにあった。

猶予は3日ある。
描いていた絵だけ完成させよう。
そしたらキリがいい。
親から返事のこないLINEも
楽しそうな友人たちも
いまいち私を愛していない恋人も
もう全部うんざりだった
胃痛は収まらない
もう全部捨ててしまいたかった。

親にさよならと告げた数時間後
鳴り止まないインターホン
見覚えのない電話番号
嫌な予感がした。

そして私は警察署に連行されてそのまま延々と親が迎えに来るまで待たされ続けた
なにもきょうしなないからいーじゃん
死ぬ日に来ればいいのに
顔見せるだけでいいからってそのままきょうこうとっぱしてとびおりたらどうなってたんだ?
むりか。あのガタイのいい兄ちゃん(ぶっちゃけ好みだった)に止められたな
それかベランダからおっこちたらどーすんだよ。
警察も頭わりーな。
お前らがおいつめてんだよ。
母親のせいでまた、自由が奪われた。
折れたツインテールごときで
私の心は死んだ。
もうダメだ。
もうダメなんだ。
もう無理なんだよ。
早く死にたくてたまらない。
誰も助けてくれない。
胃に穴が空いたみたいに毎日痛い
つらい
彼氏と連絡も取りたくない。

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