貴方にも見せたかった空
仕事のついで、と言って父が家まで迎えに来てくれた。
父は冗談交じりに、「彼氏に遭遇したら、ブチ切れちゃうかもw」なんて送ってきたわたしは、「そんな酷い人じゃないよ」自然とそう返していた
そして今日、私は全ての荷物を運び込み、実家に帰っている。
父と母は、恐らく、
私を長いこと、この家にいさせる気なのだろう。
私はそう長くいる気は無い。
仕事に復帰したいからだ。
それに、あの人との約束もある。
あの人はきっと、なんだかんだ私が早く体調を整えて、稼いで真っ先に彼の元へ駆けつけに行くことを望んでいるんだ。
そんな夢物語、馬鹿みたいだって思うでしょ、
だけどね、わたしは、わたしたちはそれを夢みてしまう
初めて会った時から
ずっと未来はこうがいいね
こうしたいね
約束してた
最後の数日前
小指で約束した
未来は一緒。
だからもう包丁は振り回さない
一人の時間、考えると思う
お互いに。
だけど、それは
お互いに強くなるための時間でもある。
私は依存から抜け出す。
依存から抜け出して強くなる
強くて賢くて
そして、稼げる女になる。
私は欲しいものは全て手に入れたい。
自分のやりたいことも、家族の健康も
そしてなにより
恋人との未来も
だから、曲げないこの強い意志だけは揺るがない。
その為に、稼ぐ。
周りに笑われても
おかしいと言われてもいい
これが私だから。
今の情緒はこれ。
きっと数時間後には病んで変わっているのだろう笑
それがメンヘラ
双極性うつなのだから。
どうか見守ってください
私の行く末を
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