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自律神経失調症を患って

ご無沙汰してます。parumezanです。

ここ2週間程バタバタしてて中々ブログを書くことが出来なかったのですが、この度一旦落ち着いたとこなのでまた書いてみることにしました。
まぁまた数週間後になると当分バタバタになるので投稿は頻度は今よりかは落ちるかと思いますが、思ってることや書き留めたいことがあったら下書きなり、なんなり気軽に書けるのがnote君のいいとこなので気まぐれ更新ですが、今後も投稿出来たらいいなと考えています。
では今回は私が患っている自律神経失調症について、綴っていきたいと思います。
かなり長くなるかと思うので、是非時間に余裕がある時にでも見ていただけたら幸いです。



私は、女性であり、19歳の頃に産婦人科で「自律神経失調症」を診断された。

予兆として高校の頃から生理痛やPMSの症状は酷く、最悪寝込むくらい身体が動けないこともあった。仕事をしていた時に急にきつい生理痛が来て動けなくなり、途中で早退して産婦人科へ駆け込んだ。
そんな私が産婦人科に駆け込みピルを飲み始めた以降の経験〜ピルを辞めた経緯を私用の記録として綴っていこうかと思う。


自律神経失調症とは?

「自律神経失調症」は特定の疾患名ではなく、体の活動時や昼間に活発になる交感神経と、安静時や夜に活発になる副交感神経の2つのバランスが崩れた状態を意味する。
原因としては不規則な生活や過度のストレスを誘因に一過性に出現する場合、何らかの身体疾患に随伴する場合、うつ病や不安症の症状の一部として出現する場合などがある。

ドクターズ・ファイルより

自律神経失調症の原因

自律神経のバランスが崩れる原因には、人間関係や仕事のプレッシャーなどの精神的ストレスや過労、さらには光や音、温度などの身体的ストレスが挙げられる。
また慢性的な寝不足など、不規則な生活や偏った食事などが生体リズムを狂わせてしまい、自律神経の乱れにつながる。
更年期障害では女性ホルモンの分泌が減少するため、自律神経の乱れにつながり、ほてりや頭痛、めまいなどの不調が現れることも。
また多系統萎縮症の一種であるシャイ・ドレ-ガ-症候群、パーキンソン病、レビー小体型認知症など身体疾患に伴う自律神経症状や、うつ病や不安症などの症状の一部として出現する自律神経症状もあるため、鑑別診断が重要になる。

ドクターズ・ファイルより

私がこの病状になった原因を考えるとやはり寝不足だったり、部活や学業、仕事といった過度なストレス、休息する時間がかなり足りなかったと今なら自覚できる。
特に高校の学生時代は合唱部だったのだが、テスト期間以外は週6でほぼ部活漬けの生活だった。
高校3年の頃には高1、2年程よりかは活動量も減っていたが、8月までコンクールに出場するために練習、そして出場。結果は銅に届かず奨励賞だった気がする。そして3年生はようやく引退するのだが… 引退する前から私の場合は、予備校の夏期講習の方に参加していたのでちょくちょくコンクールの練習を抜けることも多かった。秋からは本格的に予備校に通い出して、学校が終わったら予備校に通うといった暇のない生活をこなし、体育祭が終わった頃には反動で肺炎になって1週間自宅待機してしまったのも懐かしい思い出になっている。

(上記に自律神経失調症と言ってますが、更年期障害とほとんど同じ病状です。
女性の場合ですが、若ければ自律神経失調症、老いていれば更年期障害と名前が変わるみたいです。)


治療法としてピルを提案される


医者にピルを薦められた。
私が初めて飲んだのはピル(低用量ピル)のアンジュ28という種類だ。
参考程度に画像を下記に載せてたのでどういったものかご確認頂きたい。

ピルと聞いてどうしても避妊薬という印象が強い。私もピルを飲むと聞いた時そういう行為もしないし、妊娠してないのに何故と思っていた。だが、避妊以外の役割があって周期的に生理を安定させる=ホルモンバランスを安定させたり、肌荒れのケアをしてくれたり、PMSや生理痛の緩和する効果などがある。
薬に色がついているが、色が変わる度に薬によってホルモンバランスも変わるように調整されている。
ちなみに赤は偽薬であり、そこは生理が来るように仕掛けている。

このアンジュ28は保険適用外のため自腹で払うことになる。
今は薬不足で多少値上がっているかもしれないが、私が当時払っていた額は1ヶ月分のシートに2500〜3000くらいだったと思う。

ピル アンジュ28


産婦人科からピルを処方してもらうには、必ずやることがある。
医者から血栓症持ちなのかといった質問に答えたり、検診台に乗って検査したり、血液検査で血液を採って後日届く検査結果を見て、飲んでも安全かを確認した上で飲むことが許されるのでなかなか気軽に出してくれないんだなぁと感じた。

ピルを実際に飲んでみて

1日1回、同じ時間に服用するよう注意深く言われた。

飲み始めの数ヶ月は過酷だった。
どの薬にもあるが副作用というものが人によって出るのだが、ピルの主な副反応は吐き気、頭痛、太る(むくみ)、血栓症、下腹部痛、不正出血、胸のはりといったものだ。

私の場合は吐き気が止まらなくて気持ち悪かったのを今でも覚えている。
トイレによく嗚咽していた。
だが、3ヶ月くらいしたら慣れたのか、だいぶ副作用は消えて楽にはなった

数年経過

飲み始めてから3ヶ月以降、初めは生理痛などといった酷い痛みが減って、生理でも普通に動けるし、良くなったと実感じていた。

年1で必ず血液検査や検診台に乗って様子を見て、異常がないかを確認した上で今後も飲むのかどうするか決めれる。
検査も毎年こなしつつ、毎日決まった時間に飲み続けて数年が経った頃、
「あれ?ここ最近飲む前とあまり病状変わらないくない?ピル効いてなくね?」と違和感を覚える。
そんな時に医者から保険適用のピルが最近出来たから、もし身体に合えば安く済むし、試してみないかと言われて変えてみることにした。

保険適応されるピルを飲んでみたら…

その保険適用のピルというのが、ジェネリックのジェミーナというものだ。
ほぼ内容はアンジュ28と同じ成分で違うとすれば薬を固めるときに使う添加物くらいだった。

見た目は下の画像で参照していくが、すべて白い粒状の薬で1日1つ順番に取って服用するやり方である。
アンジュ28と同様28錠なら21日以降から偽薬を飲むことので、なくなり次第次のシートを飲むだけでいいのだが、21錠なら21日以降の1週間くらい飲まない期間を自分で覚えておいてまた飲む癖を付けなければならない。

ピル(ジェネリック) ジェミーナ

ジェミーナを薬局で貰ってきて、試しに飲んでから数時間後経ってとある異変感に気づいた。

「無性に腰が痛い」

今までピルは飲み続けてきたけれど、腰が痛くなることは初めてだった。
違和感がある位で耐えられる範囲だし、時期に治るだろうと考えその日の夜寝かけていたその時だった。
深夜に足の激痛が走る。
「!?」
足が動けない程の激痛に見舞われ、悶えて苦しんだ。
たまたま冬だったからホットカーペットを布団の上に敷いていた。コンセントは刺したままなのを思い出し、なんとか激痛の足の痛みを堪えながら電源をオンにして床が温まるのを待った。
ホットカーペットで温まると足の激痛が徐々に治り、また寝てしまった。

母親と赤文字で書いてある重大な副作用がまさか出るわけないよねと昨日話してたのにすぐ起こってしまうとは思っても見なかった。
次の日、母親に昨日起こったことを報告して産婦人科に電話して急遽直行した。
産婦人科の医者には謝られ、どういう副作用があったか話し、血栓を疑い血液検査をしてジェミーナを中断した。
後日、血液検査は問題なし。原因は不明で前のピルと内容は同じなのにどうしてなのか医者は不思議がっていた。
そして薬を出した薬局にも謝られ、以前飲んでたピルに戻した。

このことがきっかけで薬害の怖さを知った。

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