「黄昏の岸 暁の天」まで読み終えた(十二国記)

周回遅れで読み始めた十二国記、昨年発売された最新作以外は読み終えた。
エピソード0の魔性の子を反対側から見て一度終わっていたのか。ふむ。

国が十二もあるからまだまだ話は膨らませられそうだけれどメインはやはり蓬莱出身者なのかしら。殆ど登場していない国も今度様々な展開が期待出来そう。

精霊の守り人シリーズでも思ったけれど、人気ファンタジーの世界観には本当に感心する。そこに住む人々の生活習慣、知恵、価値観、社会制度…もちろん今の私たちの生活や過去の歴史をベースにしているのだけれど矛盾なく細かいところまで良く出来てるなぁと。

最初の頃は蓬山や女仙の気高い様子が印象的だったけれど、最後の方は「結局どんなシステムも万全じゃないわねぇ」という感じ。


最新作は何を伝えてくるのか楽しみ。

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