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ほほえみ
2019年11月8日 22:00
悪夢から目が覚めて、ひらけた視界に映るものがいつもと違う事に数秒フリーズする。そして旅に出かけている事を思い出すと何だか心細い心地がした。助手席の方を振り向くと、そこには真っ白い顔の化け物がいた。いや違う。パックをしている友人がいた。一瞬飛び跳ねてしまった事を恥ずかしく思いながら、おはよ、と挨拶すると、彼女もおはよ、と答えた。昨夜の気まずさはなかったことになっていた。「よく寝れた?」「うん