小さな変化は世界を創る

昨日の散歩では珍しく音楽を聴きながら散歩した。

ほんとになんとなく。特に意味は無い。曲は星野源の「YELLOW DANCER」というアルバム。「時よ」とか「SUN」とか源さんの有名曲が入ってるアルバムだ。僕も普段登校で聞くのはそうゆう有名曲を寄せ集めて自分でフォルダーを作り、その中でシャッフル再生をする。

そんな僕だけど昨日は何故か、アルバムを曲順通りに流した。ほんとに意識してやったわけじゃなくその日の気分。

でもその気分に乗って正解だった。坂を登って少し歩いたところで景色が開け地元の町並み、少し遠くのマンションといういい景色が見えた。その時流れてたのが「ミスユー」という曲。この景色にぴったり合うしっとりとした曲調。「海空山川」という歌詞とは対照的な住宅街の景色。長年連れ添って生活してるんだけど、一方は静かでもう一方はよくしゃべる。そんな夫婦感。違うんだけどなんか合ってる。

これってものすごく奇跡の瞬間なんだよね。普通、合うものは合うし、違うものは違う。クラスでもワイワイしてる陽キャグループと隅で静かに話す陰キャグループとで分かれてるでしょ。普段絡むことのない二つのグループがいい感じに混じる。文化祭の準備期間みたいな。陽キャさんはいい指示飛ばしてクラスをまとめてくれる。陰キャさんはパッパと作業を進めて円滑に作業が進む。そうやって互いが協力しあって良いもの作って、総合3位を取る。だいたいこうゆうのって3年生が取るんだけど、2年生で入賞していい雰囲気で文化祭を終える。その文化祭の実行委員は誰か。俺です！笑

って感じで違うものがぴったり合う瞬間というのが好きだ。だけどそれは毎日同じことをしていては見つけられない。少しでも違うことをする。今回みたいに散歩に＋音楽って小さなことでいいから変えてみる。いつもの散歩景色に音楽が付いて感情が動かされるってことがある。

感動ってのは人生で大事なことだと思う。もちろん嬉しい感動をたくさん感じてほしいけど、悲しい感動も是非してほしい。「してほしい」というか悲しいってのは向こうからやってくる。大切な人が亡くなったとか、好きな人に振られたとか。そうゆうのは自分では起せない。そこから上がっていく感情の動きが人に勇気を与えることがあるし、今同じ状況の人にアドバイスになることもある。だからたくさん感動してたくさん表現してほしい。

僕はそんな場所が作りたいな。僕の表現であなたの気持ちが動いて楽しくなったり、あなたに勇気を与えたり。そうやって自分の感動を感じて表現できる人達を作ることでグチャグチャで合ってる東京ドームが作れると思うから。

だからこれからも僕がやることは変わらない。表現を磨くこと。だけど中身は常に変えていく。嬉しいことも悲しいことも学んだことも、表現して伝えられるように。

ということで終わり！またね。