無駄から価値を引き出す思考術
「お猿さんに質問です。最近自分の目標に対する行動のモチベーションが低いんですけど、どうすればモチベーション高くできますか?」
僕を頼ってこの質問をしてくれる。ありがたいことだ。
で、この質問にはこう答えた。
「それは調子いい時を基準にしてるからじゃないですか?ほんとはやりたいのにできていないのなら問題だけど、10やりたいのに3しかできないことに悩んでいるならそれは調子に乗りすぎです。」
実際、彼は行動できている。
ただその量が以前より落ちてしまった。
そのことに悩んでいる。
だけど、知って欲しいのは、周りの人、過去の自分よりかは確実に今の方が行動できている。
僕だってそうだ。
noteを毎日書いているが、モチベの高い日と低い日で文量も内容の質も大きく違う。
だがどんなに文量が少なくて質の無いnoteでも、昔の自分は書くことすらできていなかった。
大事なのは続けること。
そしてその日の最高を出すこと。
「昨日より高みを」ではなく「今日の最高を」出す。
そんな意味を込めてさっきの答えを出したんだけど、もう一つ別の答えが浮かんできた。
それが、今のそれを楽しんでしまうこと。
質問者さんはダラダラYouTubeを見てしまうということに悩んでいたが、「それでいいじゃん」という話。
まぁ何の解決もしないような回答に聞こえるけど、これの意味を解説していこう。
この回答の意味は、今を楽しみ、そこから学びを得ることにある。
僕も最近スプラトゥーンにハマっている。
しかも流行のスプラ3ではなく、初代のスプラ1である。
これも「ダラダラYouTube」と同じようにモチベが低く、娯楽に手を出している状態だよね。
だけど僕は「それでいいじゃん」と思っている。
だってそのおかげでスプラトゥーンネタのnoteが書けた。
もしスプラトゥーンにハマっていなければ、もしスプラトゥーンにハマったことを「無駄なこと」「止めるべきもの」とネガティブに捉えていたら、もしかしたら連続投稿記録が途絶えていたかもしれないよね。
2記事くらいスプラネタでnoteを書いたし、このnoteだって例え話としてそれを使っている。
大事なのはその無駄なことをどう価値に変換するか。
スプラトゥーンを「楽しいなぁ」という感情だけで終わらせると、「これって無駄だよな」という発想になる。
だけどその「楽しい」という感情を「なぜだろう」で深掘ることで「もしかして人生規模のことに繋がってるからでは」という気づきがあり、それをネタにできる。
YouTubeもそう。
ダラダラ見てるだけなら「無駄なことしてるな」と落ち込むけど、「なんでこれを見てしまうんだろう」と深掘ってみると、自分の意外な思考に気づけるかもしれない。
楽しい、ハマるという現象の裏には必ず理由がある。
「価値のあるもの」は無駄から作り出すものである。
商品は棚に並ぶまでタダ同然。
それに価値を見出して、その価値をわかってもらい、提供する。
これが商売というものだ。
無駄を楽しみ、学びを引き出す思考術。
これは僕が誰から学んだ訳でも無い、note活動を経て身につけた思考。
表現者は無駄を楽しみ、無駄から学び、無駄から価値を引き出すものである。
ということで終わり!読んでくれてありがとう。いいねやコメントよろしくね。
じゃあ、また。
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