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【全集中】欲に順位を付ける

人の欲望はおもしろいもので、一つが満たされれば終わりというわけではない。


たった一言「おはよう」とあいさつを交わす程度でよかった隣の席の人。


ただ隣という縁でペアを組まされることもある。


だんだん話していくうちに「もっと知りたい」という思いが増していく。


連絡先の交換をし、会話を送信し合う。


その思いはやがて「時間を共有したい」に変わり、夜中に電話をするようになる。


さぁこの二人には、この先どんな展開が待っているのだろう。


友情になるかもしれないし、恋愛になるかもしれない。


言いたいのは”人の欲望は一つではない”ということ。


一つ満たされれば次の欲が出てくる。


あいさつ程度の関係が話し相手になり、やがて親密な関係になる。


ここでは「知りたい」「知ってほしい」「話したい」「共有したい」という欲望の連鎖が起きている。


これならまだ簡単である。


欲が順番に来てくれるから、来た欲に対してアプローチを考えればいい。


だけどそう上手くいく欲ばかりではないよね。


「Twitterのフォロワー伸ばしたいな」と思えば「今日の夕食はハンバーグがいいな」と関係ない欲が出てきたり、「モテたいな」という欲が出たと思えば「稼ぎたい」なんてのも出てきたりなんてのがよくある。


欲がごった返している状態。


こうなると自分の次にやるべき行動が見えてこず、思考停止に陥る。


Twitter一つ取っても、毎日ツイートするとか、いいねリプ周りをするとか、無料企画をするってのもあるし、たくさんのアプローチの仕方がある。


しかも正解がない。


例えば「いいねリプ周り」って手法はたくさんの人がしているから、逆張りで「そんなの意味ないよ」と発信している人もいる。


どちらの手段にもその手で成功した人がいる。


余計にわからなくなる。


でも冷静に考えてみれば、どんな手段を取ってもいいのだ。


と、これは読者にとって答えの突き放しに感じるかもだけど、人には適正があるよね。


「いいねリプ周り」っていう地道な作業が得意な人もいれば、奇抜なツイートで認知を取れる人もいる。


リプ周りに奇抜さを入れる人もいるだろうし、ツイートを量産できる人もいる。


例えるならショートケーキである。


いちごを先に食べるか最後まで残すか。


スポンジとクリームを一緒に食べるのか、クリームだけをすくい取って食べるのか。


いろんな食べ方がある。


だけど結果的に「おいしい」と思って食べ終えることができればいい。


おいしければどんな食べ方でもいいのだ。


ならば自分の中で価値の順位を付ければいいだけ。


自分の好きを把握し、それを先に食べるか、最後においしい思いをするのか。


ここの好き嫌い、得手不得手は、人によって違う。


でも必ず順位がある。


どれも満遍なくできれば一番格好がいいけど、僕らにはそんな時間的余裕も器用さもない。


やるなら一点集中。


そして順位1位のやつからやっていった方がいい。


いちごが好きならいちごから食べること。


学校の成績じゃないのだから、得意や好きをとことん突き詰めた方がいい。


学生でも教科の偏りはいいと思う。


僕に理科は無理だった。


だから好きな社会を勉強した。


クイズ番組の理科問題はほんとに解けない。


そんな社会、特に日本史に特化した勉強をしたから、石田三成をnoteのネタにできるのだ。



今回の話は「価値の序列」で調べれば詳しく出てくる。


すごい人はなんでもできるように見えるけど、実態は一点集中の結果である。


一点集中の数が多いのかもね。


だからなんでもできるようになった。


早くやらないと、そのいちごは僕がもらっちゃうよ?


ということで終わり!読んでくれてありがとう。スキやコメントよろしくね。


じゃあ、また。


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