2024/02/03[土曜版］新聞書評を読んで読書の幅を広げよう。朝/毎/日経/東京各紙の書評欄は宝の山
Clubhouseに於いて、新聞書評欄の本の紹介の開催のお知らせです。
下のリンクよりタイミングの合う方はご参加ください。
チャット、または直接スピーカーになっての参加も大歓迎です。
2024/02/03 21時スタート ※約90分間・録音ナシ
2024年2月3日掲載 新聞書評
●朝日（2/3）
「『家庭』の誕生 理想と現実の歴史を追う」本多真隆著 ちくま新書 1320円
「教養の人類史 ヒトは何を考えてきたか？」水谷千秋著 文春文庫 1320円
「日本史を支えてきた和紙の話」朽見行雄著 草思社 2090円
●毎日（2/3）
「明朝体の教室」鳥海修著 Book&Design 3520円
「動物哲学物語 確かなリスの不確かさ」ドリアン助川著 集英社インターナショナル 2000円
「楽屋の蟹 中村雅楽と日常の謎」戸板康二著 河出文庫 1155円
●日経（2/3）
「ドキュメント 異次元漢和」西野智彦著 岩波新書 1056円
「ゴロツキはいつも食卓を襲う フード理論とステレオタイプ50」福田里香著 文春文庫 902円
「昆虫絶滅」オリヴァー・ミルマン著 中里京子訳 早川書房 2530円
●東京（2/3）
「母子月 神の音に飛ぶ」麻宮好著 小学館 2200円
「ものづくり中部の革新者」中部産業遺産研究会編 風媒社 3300円
「東京漫才全史」神保喜利彦著 筑摩選書 2310円
●読売（1/28）
「ミミズの農業改革」金子信博著 みすず書房 3300円
「エヴァー・グリーン・ゲーム」石井仁蔵著 ポプラ社 1870円
「エッセンシャルワーカー 社会に不可欠な仕事なのに、なぜ安く使われるのか」田中洋子編著 旬報社 2750円
●産経（1/28）
「化学の授業をはじめます。」ボニー・ガルマス著 鈴木美朋訳 文藝春秋 2750円
「西行 歌と旅と人生」寺澤行忠著 新潮選書 1760円
その他・追加情報など（※トーク中随時更新）
■2024年本屋大賞ノミネート作発表
以前紹介した本がノミネートされています。
中でも表紙からして他の本とは雰囲気の違う、9才から大人まで楽しめる本格ミステリ！ 『放課後ミステリクラブ １金魚の泳ぐプール事件』知念実希人（著）ライツ社 はとても気になる本です。
こちらの本を選書した本屋さんでどんなドラマがあったのでしょうか。
■昨年末に発表「第16回MOE絵本屋さん大賞2023」
全国の絵本屋さん3000人に聞いた「2023年、もっとも おすすめしたい絵本」が12月28日に発表されました。
10位中6冊フードねた。そのうち2冊はスシネタ。哲学書としても読むことができそうなヨシタケシンスケさんの本は大人の購入者多そうだなと想像します。
■節分・懸想文売り（京都）
初めてその姿を見たときはギョッとしました。
装束からでも王朝文化を感じるのでは。
節分祭の2日間のみ懸想文を売り歩きます。水干烏帽子姿に白い覆面をつけているこの姿は、その昔、収入に困った貴族が自らの身分を隠し、「懸想文」、今でいう恋文を代筆していたことに由来しているそうです。
懸想文（けそうぶん）
懸想文は鏡台や箪笥に入れて置くと容姿端麗になり、良縁に恵まれ、衣装も増えるご利益があるとも言われています。
■「京のおばんざい」で知られる著者・大村しげが、京都の春夏秋冬の暮らしを書いたエッセイ。食べものや家の中のことなど、日常の細やかな出来事が京ことばのまま綴られる名エッセイの復刻です。文章が柔らかい京言葉で綴られています。今読んでも参考になる調理や考え方にであえます。
https://www.kurashi-no-techo.co.jp/books/b_1143.html
■教養文庫コラボフェア2024
ちくま学芸文庫、中公文庫、角川ソフィア文庫、河出文庫、平凡社ライブラリーの各編集者が本気で推す本を紹介するフェアを開催中です。
■品の良い漫才といわれたお二人
https://www.iwanami.co.jp/book/b263610.html
・終わったあとの私的雑感
＠＠＠＠
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