化粧をしない美容
hitomiです。(INSTAGRAM)
今回は【現役へアメイクアーティストが思う、ヘアメイクのこと】【化粧観】について、私独自の考えですが書いていきたいと思います。
お付き合い頂けると嬉しいです。
ヘアメイクのお仕事とは?
名前の通り、主にはヘアセットとメイクで対象の人物を美しくする事です。
撮影関係だとそのイメージのキャラクターに。
ブライダルだと一生に一度の最も輝ける花嫁に。
人々の人生に寄り添って、思い出に残す装いに力を貸しています。
その人の個性を最大限活かし、その日を過ごす自信に繋げていると思います。
とてもやりがいのあるお仕事です。好きな事を仕事にさせてもらえてありがたいなと思います。
仕事でヘアメイクをする上で感じる事
前述の通り、お仕事を通して日常的に女性の顔に触れる機会が多々あります。
外見、内面共にその女性のたくさんの素敵なところを見つけ、魅力を最大限活かしてヘアメイクする。
また、それぞれが感じている多くのコンプレックスとも施術者として共に向き合ってきました。
例えば。。
目を大きくしたい
左右対称にして欲しい
肌を綺麗にして欲しい
小顔に、痩せて見えるように
もちろんヘアメイクの力で出来る限りはご要望を叶える事に尽力してきました。
ヘアメイクとして数年経験を積み、技術を施す事にある程度の安定感が出てきた頃に、メイクを施す女性から、カバーして欲しいと頼まれたその方のコンプレックスに対して
「そのコンプレックス、そこまで気になるのかなぁ?」と思ったのです。
私から見たら、
目が二重じゃなくても知的でおしゃれな一重
表情が魅力的に動けばそもそも左右は非対称
ファンデーションでカバーするより、肌を綺麗にする食事や生活習慣でどうにか出来ないかなぁ
むくみが溜まらないような簡単にできる運動習慣とかをアドバイス出来たらなぁ
と、捉え方や改善策で、元々の状態に自信を持つことは意外と難しくないのではないかと思いました。
メイクありきのお顔も素敵ですが、メイクする以前のお顔の方への重要性を感じる様になりました。
私個人のメイク観
自分には普段から化粧をすることがマストではありません。
趣味はサーフィンなので、どうせ水でメイク落ちるし。
子育てを始めたら、メイクの時間を確保するのもなかなかのものです。
お出かけも日常的なものだったら日焼け止めをのせておけばそのまま出かけていきます。
でも特別なお出かけの時にするお化粧はすごく好きだし、
ファッションの一環としてのお化粧が好きなので、コンプレックスをカバーするためにお化粧という行為に頼ることはあんまりないです。
(ニキビを潰した直後に出来た悲惨な跡とかは隠したりします。)
別に自分が綺麗だとか完璧だからすっぴんでいるのではなく、キャラクターやライフスタイルを受け入れた上で化粧をしていない自分の事も納得しているからですし、その自分にも満足しているからです。
素顔の自分を好きなる美容を広めたい
20代後半頃に、ファッションやヘアメイクに関してプラスの表現をするより抜けを作るリラックスしたマイナスの表現の方がしっくりくるようになり
化粧やファッションで飾る前の自分自身の素材を見つめ直すきっかけになりました。
素顔のパーツを変える事は出来ずとも自身の素材の底上げは出来るのじゃないかなぁ、とそっちの目線で美容を考え始めたのもその頃だったと思います。
基本的には肌も体も強い方なので、大きなトラブルもなく大人になりましたが、バリバリ働き続けた30歳手前の時、仕事中心の日々で疎かになっていた食事や生活レベルの低下により過去一の肌荒れと体調不良を体験。(この話はまた別に書こうと思います。)
色々解決策を模索し、医療処置も経験して体調を整えました。体調が整ったら自然と肌、髪の健康も戻りました。
結果、心身共に健康であることが綺麗への一番の近道なのではないかなと思ったのです。
実体験を元に、主に生活習慣から見直した美容法を求め、
【栄養】【薬膳】【フィトテラピー(植物療法)】
に辿り着き、ヘアメイクと並行して勉強し始めて数年経ちました。
心身を整えれば必ず気持ちからキレイになる。
口にするものを考えれば肌も体もキレイになる。
習慣を変えればキレイな行動になる。
お化粧に頼らなくても、必ずキレイになる!
キレイになりたい、素敵になりたいと思う人の力となれる様な仕事をしようと思っています。
衣・食・美
を私なりに発信しようと思ってnoteを活用していくので、お時間ある時に読んでいただけたら嬉しいです。
それではまた。
hitomi