なんのために、「マーケティング」をするのか
なんのために、「マーケティング」をするのか。それを考えてくれるきっかけを与えてくれたのが、こちらのPodcastです。
▼聴いた直後に、私がXで書いた感想
世の中の「マーケティング」の定義
特にマーケターの皆さまにお伺いしたいのですが、「マーケティング」とはどういう定義だという認識でしょうか。
私のマーケティングの捉え方は、効率的に売上や利益を上げるための考え方だと考えています。マーケティング活動は、その考え方に基づく行動を指していると考えます。
アメリカ・マーケティング協会(AMA)
フィリップ・コトラー
グロービス経営大学院
X(Twitter)での意見
SHIRO 今井さんの見解
例えば"F1層にはこういうニーズがあるから、こういう商品を作ろう"という考え方で、マーケティング施策が実行される場合もあります。その考え方ではない、と今井さんはPodcastで語っています。
この「TABI SHIRO」というPodcast番組を聴いていると、SHIROが隅から隅までこだわりを持っていることがよく分かります。お金を儲けるだけではなく、お金のためでなくても誰かのために頑張ることで、社会に貢献していくのも良いのでは?と今井さんは考えていらっしゃるそうです。
利益追求だけがマーケティング活動?
民間企業であれば、利益を追求していかなければ会社が存続しないので、売上の目標値を課せられます。私も、民間企業で勤務しているので、売上の目標値があって、その目標に向かって仕事をしています。
そして、いかに効率よく売上を出せるか?を考えるにあたり、マーケティングの勉強をしてきました。
しかし、クライアントさんと接する中で、利益追求だけではなし得ないことに気づき始めました。例えば、利益追求だけではなく、クライアントさんのゆかりある地に恩返しがしたい、とか、身近な人の例を挙げて、その人たちを幸せにしたい、とか、そういう思いでビジネスをされている方々を何人も見かけました。
そのクライアントさんたちと話をする中で、果たして私が考えるマーケティングの定義は修正が必要だと気づき始めます。
それが、今井さんのおっしゃる「お金のためでなくても誰かのために頑張ることで、社会に貢献していくのも良いのでは?」という言葉にぎくりとし、明確に気づいたのです。
なんのためにマーケティングをしているのか
マーケティングに携わる皆さんに質問です。皆さんは、なんのためにマーケティング活動をされているのでしょうか。
売上向上も大切ですが、マーケティングはそれだけに留まりません。誰かの生活を豊かにしたり、社会問題を解決したり、より良い未来を創出する1つの考え方です。
マーケティングすることが当たり前と鵜呑みにせず、何の目的でマーケティング活動をするのか?を明確にしておくと、今後のビジネスに役立つことがあるかもしれません。