『回転ドアは、順番に』を読んで〜読書感想文的ななにか〜
以前、「あなたのためのオラクル短歌」を受けてくれたぬるちゃんとお話しする機会がありました
https://note.com/hit0rig0t0_8tree/n/n1232516fa981?sub_rt=share_b
その時にお勧めしてもらった本がこちら
あるドラマの中で朗読されていたのがこの本だったとの事。素敵な散文と短歌の本だからお勧めですよーって言葉でも言っているんだけれど、その事を話しているぬるちゃんの声からは「本当に素晴らしいよ‼️」ってバイブスがものすごーーーく伝わってきて、私も「うわぁーーーー!それ読みたい‼️」ってなり、早速買ってしまいましたよ〜笑
「声」には言葉にしている以上のものが乗ってしまうんだなぁって感じた☺️
裏表紙には
と書かれていた。
結構軽い気持ちで読み進めていったのですが、正直なところ小説よりもすごかった。
小説と異なり短歌と散文だから、スキマがあって、読む人の想像とか妄想⁈が膨らんで膨らんで心にじんわり、時にねっとりと絡め取られて、この物語に入っていった。入るというよりハマるって感じ。
出会いから不器用に関わり合っていく2人が恋人になっていくのもかわいくて、でも、あまりにもまっすぐで眩しかった。
ネタバレになってしまうのですが、小説だったら恋人が死んでしまったらもう回想シーンでしか登場しない(幽霊モノは別)けど亡くなってからなのか意識不明の状態の時なのか恋人が夢うつつの中でみている不思議ワールドとそれが死へと向かっていくこと(生きている自分が破綻していく様)を言葉にはならなくなったことばの羅列で表現されていたりして、何度読んでも心がギューとかグワァーっとなる。←結局こんな表現しかできなくてすみません。。
読書感想文は苦手だし、これがそれなのかどうかもわからないけれど心に刺さったのでここに記録しておこうと思います。
この場を借りて、ぬるちゃん!素敵な本を教えてくれてありがとうございます😊