〈グラレコ〉ネコに学ぶ、これからの働き方〜組織にいながら自由に働くための7日間〜 Tokyo Work Design Week 2021
毎年勤労感謝の日までの一週間、これからの働き方について考えるイベント「Tokyo Work Design Week」今年もリモートで実施、1日1セッション、合計7セッションのコンパクトな形になり開催されました。2018年のTWDWからボランティアのグラフィックレコーダーとして参加し、今年で4回目。今回もグラフィックレコーダーのみなさんと協力して分担しながら、複数の視点でセッションをレコーディングしていくことを行いました。
今回のTWDWは仲山進也さんの書籍「組織のネコ」という働き方をベースにプログラムが組まれたため、グラフィックレコーディングも全体をネコモチーフで書いていきました。
イベント概要
Tokyo Work Design Week 2021
ネコに学ぶ、これからの働き方。
〜組織にいながら自由に働くための7日間〜
日時:2021年11月17日(水)〜23日(火・祝)
場所:Zoomウェビナー
みんなでグラレコ・アーカイブ
今回もプロボノとして参加してくれたグラフィックレコーダー14人で分担してセッションをグラレコ。書いたものをオンラインホワイトボードのmiroへ集約していく。TWDW参加者へそれを共有し、参加しているセッション以外も内容を見ることができるようにアーカイブしました。アーカイブしたmiroへのリンクはこちら。
メインとサブを分けてグラレコ
2〜3人で書く場合に同じように全体を書くのではなく、全体を記録する人、要点のみにしぼって記録する人、と役割を分けました。要点だけふせんのように記録してみたり。
違った視点でグラレコ
メインで書かれるグラフィックレコーディングに対して、サブは他の視点で書いてみました。イヌ派からのコメントだったり、現役大学生が率直に感じた感想やコメントを記入したり。違った立ち位置から書いてみることで、より理解が深まらないか、という試み。
さまざまなトンマナや書き方を共有
グラレコ歴が長い人も短い人も、いろんな人が混ざって、複数人で同じセッションをグラレコするため、書き方やレイアウト、似顔絵のトンマナ・書き方なども比較・参考にしやすくとても参考になる場となりました。
Discordによる管理・リアルタイム配信
今回大勢のグラフィックレコーダーによる対応だったので、全体での共有、各セッションでの共有とやり取りを分けたかったので、Discordを試しに導入してみました。また、セッション直前の準備や、セッション中のグラレコ作業、事後のグラフィックレコーダー内での振り返りなどをDiscordのボイスルームで行いました。書きっぱなしで終わるのではなく、同じセッションを聞いた同士で振り返ったり見比べたりできるのはとても有意義でした。セッション中にも書いている様子をメンバー内でライブ配信し、あれ?いまのなんだったかな?というところで他メンバーのボードを見ることもできました。
要点だけまとめた一枚絵をつくる
今回ネコに学ぶこれからの働き方がテーマだったので、全セッションを通してネコの働き方、ネコの性質、というものだけをピックアップしてたくさん並べた一枚絵を作ってみたいと思い、自分もサブ・グラフィックレコーダーとして参加、7セッション中6セッションをグラフィックレコーディングしました。後でピックアップしやすいように、ポイントと絵だけをどんどん列挙していく形でグラレコしました。
そしてそこから内容をグルーピングするひとりKJ法をして、一枚にまとめたものがこちらです。
来年は記念すべきTWDW10年目とのこと。どんな集大成になるか楽しみですし、グラフィックレコーディングも来年にまた新しい試みができるよう検討していきたいと思います。
参加グラフィックレコーダー
今回のTWDW2021のグラフィックレコーディングはこちらのグラフィックレコーダー・カメラマンのみなさんと作りました。