高校生直木賞の熱い議論をグラレコし、作品POPも作ったら過去最多RT・♡に
全国32校の高校生がリモートで集まり、熱く議論した末に選ぶ賞「高校生直木賞」の第8回が開催されました。昨年につづいて今年もグラフィックレコーダーしおりんさんと共に担当させていただきました。
イベント概要
内容:第8回 高校生直木賞
開催:2021年5月30日 オンラインにて実施
参加:全国32校の高校生みなさん
主催:高校生直木賞実行委員会
〈候補作〉
・伊吹有喜『雲を紡ぐ』(文藝春秋)
・加藤シゲアキ『オルタネート』(新潮社)
・伊与原新『八月の銀の雪』(新潮社)
・西條奈加『心淋し川』(集英社)
・馳星周『少年と犬』(文藝春秋)
担当したグラレコはこちら
前半戦
後半戦:作品ごとに分担してグラレコ
最終投票でも同点で2作品が選出
POPに♡が1000超え
その場だけでなく事後にも活用の場を作れればということで、書いたグラレコを編集して、図書館や書店でも使えるようなPOPを作りたいという話を事前にしていました。『オルタネート』の著者がNEWSの加藤シゲアキさんということもあって、POPを投稿したツイートはTwitter歴で最多の♡・RT数となりました。現場だけにとどまらずに、形をかえていろんな用途に使えるのも、グラレコの面白いところ。
グラレコの事後活用の大事さと嬉しさ
後日TwitterをながめているといくつかグラレコやPOPを作品紹介につかっていただいている場のツイートがあり、とても嬉しい。せっかくビジュアライズしたものなので、少しでも人の関心が「→」から「→→」に増えることに貢献できればそのグラレコは意味が増す。事前〜イベント中〜事後のグラレコ活用についても、積極的に提案していきたい。
リアルタイムに見ている人がわかる
今回もグラレコしたものをオンラインコラボツールであるmiro上に貼り付けていった。見に来ているゲストはカーソルがリアルタイムに表示されるので、ひょこひょこ動いているカーソルは、そこに人がいるリアリティを感じる。
参加者からのコメントも書けるようにした
各校ディスカッションに参加しているのは代表の1名だけなので、他のメンバーや先生、関係者は見守ることしかできないと思うので、グラレコをリアルタイムに見てほしいし、できればそこに感想や応援、一言なんでも残していってほしいという考えから、miro上にコメントどうぞ欄をつくってみた。数は多くないが、終了後にもいくつかコメント書き込みがあった。
今回は書影も手書きに
前回は画像を貼ったのですが、今回は手書きで。前日の夜に書影だけ先に描いておきました。精密に描くのではなく、記号的にざっくりと描くことが個人的にとても楽しくて大好きです。個人的嗜好です。
オール讀物でも一部グラレコ活用
高校生直木賞の振り返り記事が掲載されている『オール讀物』7月号の記事にも、グラフィックレコーディングから一部分を活用いただきました。