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42歳で8社目の転職、待っていたサプライズ

金谷 武 さんが3つのnote記事によって、
ご自身の転職記を記されて
公開されていますので、そのご紹介です!

金谷さんは、2003年に大学を卒業して
社会人になって以来、実に8社目の転職。
今(記事執筆時)が2022年ですから、
平均して一社2~3年の在籍期間。

当然、様々な会社のことをご存知の
金谷さんなのですが、しかし、

今回ほど「後ろ髪をひかれる」
退職~転職はなかった。


順次、今回の事例を紹介していきましょう。

(ここから引用)

『管理部門役員とメンバー2人、
そして共に200人の会社を支えてきた
15人以上に増えた管理部門のメンバーでした。

会社の状況としては、
まだ区切りとは言えない
タイミングでもありました。

そんな時に辞めるなんて、
という後ろめたさも自分にはありました。』

(引用終わり)

金谷さんは、一人で人事を行う
「ぼっち人事」から、管理部門を増強し、
「人事部長」の重責を担ってきた方。

そんな重要な地位の方が、辞める…!?
会社からブーイングの嵐などは
なかったのでしょうか?

(ここから引用)

『最初に伝えたのは、上司である
管理部門役員でした。

退職を決意するまでの経緯を
一通り話終わったあとに
言ってくれた言葉は、

「こうなったのは自分の責任で、
申し訳ないです」でした。

もっと怒られるか、
今辞めるなんてありえない的な
反応をされると思っていたので、
まさかの反応でした。

その後、数ヶ月かけて
大量の引き継ぎ期間中も、

一度も責めたり、引き継ぎが面倒だ
みたいな反応をされることが
ありませんでした。』

(引用終わり)

…退職する時にこそ、
組織の本質、メンバーの本音が
出やすいことはありませんよね。

私も遠く及ばないながらも
転職をしておりますので
退職時には、色々な経験があります。

それだけに、金谷さんに対してこのような
すがすがしい反応があった、ということは、

いかにこれまで金谷さんが
頑張ってきたか、そして周囲も
そのことをわかっていたか、
という証左ではないか
、と思うのです。

(ここから引用)

『そこからおよそ3ヶ月は、
ナオ君とモエさんへの
怒涛の引き継ぎが繰り広げられました。

すぐに私の後任を迎え入れることは
しないことになっていたため、

私が抱えていた実務的な仕事を、
2人に分担して
引き継いでもらうことになりました。

(中略)

2人は、一度も文句を言うことなく、
嫌な顔をすることもなく、
そして諦めることもなく、
真摯に引き取ってくれました。』

(引用終わり)

退職の時に重要かつネックになるのは、
引継ぎ、ですよね…!
それも担当の仕事量が多い人ほど、
それを引き継ぐのは、大変なもの。

…しかし、金谷さんの仲間である
「ナオ君とモエさん」は
真摯に、バトンを受け取った。
この部分からも、普段からの
三人の絆を、私は感じ取りました。

さて、退職した金谷さんの
次の舞台は?

やはり、人事部長?
もしや、営業担当?
じつは、…自ら起業?

この顛末は、金谷さんの文章から
読み取っていただくのが良いですね。
転職活動を振り返り、
金谷さんはこう書きます。

(ここから引用)

『人事として、普段は
新卒採用も中途採用も
面接をする側でしたが、

たまには面接を受ける側になると、
気付くことはたくさんありました。

まず、自身へのフィードバックを
してもらえることは、この歳になると
あまりなくなってきます。

もちろん、面接後にフィードバックを
いただき凹むこともありましたが、

おっしゃる通り、ということ
ばかりでしたので、凹みながらも
真摯に受け入れることを心掛けたり、

あるいは一度会ったきりの面接で
言われたことなので、
普段の私を知る人たちに
相談をしてみることで、
自身を見つめ直すことが出来ました。』

(引用終わり)

…転職活動を通し、「人事」の視点から
新たな発見・気づきをしていくあたりが、
さすがは人事部長、金谷さん!

『100社書類選考してもらっても
足りないかもしれません』


果たして、カルチャーマッチし、
ピースが当てはまる会社に
出会えたのでしょうか?

…ええ、出会えたんですよ。

(ここから引用)

『その会社の名前は、
株式会社情熱。

前職の会社のバリュー(行動指針)の
一つにも「情熱を持とう」があり
私は好きでした。

私自身が仕事大好き人間で
常に情熱を持っていたい、

というよりは、情熱を持っている状態が
意識せずに通常運転でありたい。

退職を決めるということは、
少なからず、その情熱を
持てなくなっていたわけで、

私にとっては、
熱さは大切なことの一つでした。』

(引用終わり)

では、金谷さんは今後、この会社で
「熱い人事部長」に?

いえ、違います。
金谷さんが選んだのは
新しい挑戦。そう、人事ではなく、

「研修講師」だったのです!

その選択の一つのきっかけには、
高崎 澄香 さん、長嶺 将也さんの
#せんのみなと を訪れた
「キャリアツーリズム」
あったと言います。

(ここから引用)

『研修という仕事は
私のスキルタグの一つだった

せんのみなとさんのキャリアツーリズムで、

古民家一泊二日の
キャリア棚卸しの旅を
今年の4月にさせていただいた時、

私のスキルタグを洗い出したのですが、
私自身が考えていた以上に
様々なスキルが出てきた中で、

研修講師や研修企画もその一つでした。』

(引用終わり)

…こうして新たな舞台へと
活動を移した金谷さんに、
とんだサプライズが襲い掛かります。

大丈夫です、良い、サプライズです。

こんな事態は、百戦錬磨の金谷さんも
想定していなかった。

(ここから引用)

『2022年10月3日。
各地では来春新卒入社予定の
内定式が行われている中、

私は中途入社でありながら、
私一人のためにメンバー全員が集まって
準備してくださった

入社式を開催していただきました。

当日会社に行くまで
知らされていなかったので、
まさか自分のために
入社式が行われるなんて思ってもいなく、

何度も転職をしているものの
見事にサプライズでした。

自分の入社式は
20年前の新卒入社以来だし、
自分一人のための入社式は
生まれて初めてでした。

もう8社目の転職なのに!』

(引用終わり)

最後に、まとめます。

ここに部分引用したことは、
金谷さんの8社目の転職の
「ほんの一断面」。


私が、取捨選択してトリミングして
引用して紹介した内容に過ぎません。

金谷さんは、三つのnote記事で
この転職についての出来事や心情を
事細かに開示し、一般公開されています。

その記事は、今、
転職について悩んでいる方、
次の一歩を決断しかねている方、

色々な方へヒントと気づきを
与えるような「宝の山」だと私は思います。

『42歳、8社目の転職【上】退職編』↓

『42歳、8社目の転職【中】転職活動編』↓

『42歳、8社目の転職【下】入社編』↓

ぜひ、読者の皆様におかれましては、
金谷さんの事例全文を読んでみられては
いかがでしょう?

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