SNSと販売と ~うめちゃんさんのnote記事の紹介~
『バズったからって売れるとは限らないし、そもそもバズることが良いことだとは限らない』
この文章に、私はハッとした。
うめちゃんさんという方のnote記事だ。
SNSを使って、個人的な商品の
販売を試みる人も多いと思う。
私も、その一人だ。
SNSは、一昔までは
なかなか考えつかないような
宣伝や販売の方法を
個々人に提供している。
その例のひとつが「農業」だ。
農業、農産物の販売と言えば、
「農協」(JA)や
「無人販売」(道路沿いにある
野菜が置いてある無人販売)、
「道の駅での産直販売」などが
パッと思い浮かぶが、
SNSを使用して、
個人的に販売をする方も増えてきた。
うめちゃんさんは、そんな方の一人だ。
まずはnoteのプロフィールから引用して
彼がどんな方なのかを紹介したい。
『心から笑える未来を手に入れるために、大学を辞めて農家になりました。夏は全国シェア0.1%未満の幻のスイカ🍉を作ってます。ブログ・SNS・YouTubeにも力を入れる”人生を耕すクレイジー・ファーマー”』
スイカを作っている…。
全国シェア0.1%未満の幻のスイカ…。
人生を耕すクレージー・ファーマー…。
ちょっと、気になりますよね。
しかし、ちょっと気にならせるだけでは
SNSを通して、お金を出してまで
商品を買ってくれることは少ないだろう。
そこでうめちゃんさんは、
さまざまな狙いの元にSNSを運営し、
その実績と感想を
なんと無料記事にまとめて
シェアしてくれている↓
この記事、とてもいい!
読みごたえがある。
え、この内容、無料公開で良いのですか?
と思うほどの内容だ。
そこで、本記事で紹介していきたい。
ぜひ直接記事をご覧いただきたいのだが、
要旨だけを紹介すると、以下の通り。
(書いてあること)
・なぜショップの成績を伸ばせたのか?
・SNS宣伝との向き合い方
(目次)
・新しい試み
・SNSとの向き合い方。
・バズるのは良いことなのか?
・SNSで数字を追い求める空虚さ。
・SNSをどう使う?
・ひたすら続ける。
・SNS販売の戦い方。
…もちろん、SNS販売においては、
百人いれば百人の運用の仕方が
あるように思う。
私には100%合わない部分もあるだろうし、
「このようにすれば確実に売れる」
ということでもない。
そもそも論として、商品自体に
魅力がなければ売れない。
しかし、SNSで数字を追い求め「すぎる」
ことが、必ずしも良いことではない、
ということを改めて読み、
そうそう、そうだよな、と思った。
※なお、誤解を生まないように書くが
ここでいう「数字」とは、
Twitterなどの「フォロワー数」のこと。
Twitterを運用されている方は
そのフォロワー数がLinkedInのそれとは
濃度が違うことはおわかりかと思う。
うめちゃんさんはこのように書いている。
一部、そのまま引用します。
(以下、引用)
『バズる、ツイートが拡散されることで自分と価値観や考え方が違う人たちとの接触が多くなるのは、多分仕方がないことなんだろうと思う。でもそういう人たちとどれだけたくさん出会っても、結局はミスマッチ。スイカがたくさん売れるわけじゃないし、その人たちが僕の作るスイカで心から喜んでくれるわけでもない。事実、このツイートがきっかけでスイカが売れることは全くなかった。(ショップへの導線となる別ツイートをぶら下げておいたにも関わらず)ただ、価値観の違う人たちとの接触が増えて疲れただけ。バズるって、こういうこと』
『プレゼント企画や割引セールで集まってくる人たちは、「無料」や「安さ」につられて来ているのであって、商品の価値を本気で見出だしてはいない。そうしてフォローやリツイートを増やしても、それは「フォローとリツイートをしただけの人」であり、商品を愛し続けてくれる人にはならない。そんな中身のない形でフォロワー数を膨らませても、実はなにも前に進んでいない。本当に買ってほしい商品やサービスを買ってくれる人は増えていないから』
(引用終わり)
…いかがだろうか?
もちろんTwitterとLinkedInでは、
フォロワーやつながりの意味合いが
異なる、ということはあるにせよ、
「数字が多い」=「売れる」
ではないんだよ、
そこを見間違えないでよ、
ということを
見事に喝破されている。
大事なのは『深い』つながりなのだ、と。
『浅い』つながり数をいかに
増やしたとしても、意味が薄いどころか
疲れることが増える、と。
価値観の異なる過ぎるフォロワーを
増やしても、売れないよ、と。
その『深い』つながりを作るために、
うめちゃんさんは
『不特定多数に向けて情報をばらまくのではなく、「この人になら…」と思える人に、ひとりひとり情報を手渡ししていく感覚』
というものを大事にして、
情報を「戦略的に」拡散させてきた、と書く。
さて、具体的に彼は何をしたのか?
…これが、とてもうなずける内容なのです。
確かに、これをすれば
スイカ、売れるよな…と納得するような
妙手なのです。
私も、見習いたい。
ここまで読んで気になった方は
うめちゃんさんのnote記事をぜひ。
…スイカ好きな方は、特に。
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