久保 健治(ヒストリーデザイン)

株式会社ヒストリーデザイン代表。武蔵野大学・神田外語大学兼任講師。経営学者兼コンサルタントとして「ヒストリカル・ブランディング」の研究とビジネス実践を行っている。ライフワークで日本語コミュニケーション教育にも従事。WEB「https://history-design.com/

久保 健治(ヒストリーデザイン)

株式会社ヒストリーデザイン代表。武蔵野大学・神田外語大学兼任講師。経営学者兼コンサルタントとして「ヒストリカル・ブランディング」の研究とビジネス実践を行っている。ライフワークで日本語コミュニケーション教育にも従事。WEB「https://history-design.com/

最近の記事

【NEWS】北海道檜山振興局主催「檜山地域歴史文化資源活用検討会」にて基調講演とシンポジウムを行いました

11月15日に、北海道檜山振興局主催「檜山地域歴史文化資源活用検討会」に招聘していただき、ヒストリカルブランディングを基にして基調講演とシンポジウムを実施しました。 檜山振興局エリアの道庁、市役所、市民が集まりまして、歴史文化のまちづくりに向けてディスカッションさせてもらいました。 北海道は私にとってルーツとなる地域。こうして、はんかくさかった少年が江差に呼ばれる日が来るとは。人生は何が起こるか分かりません。 講演、コンサルティング、アドバイザー、執筆等々のご依頼は以下

    • 【研究活動】立命館大学『社会システム研究』に掲載されました

      立命館大学社会システム研究所が発刊しております『社会システム研究』に私の講演が掲載されました。 「文化的資産の「負債化」を防ぐために : 近江八幡の事例にどう向き合うか」(リンク先に飛びます) これは、立命館大学社会システム研究所が2023年度に開催した公開学術シンポジウム を文字おこししたものになります。 市民向けの講演スタイルですので、とても分かりやすい内容になっていると思いますので興味のある方はご覧ください。

      • 【NEWS】浜松・浜名湖ツーリズムビューロー主催「DMOパートナーズミーティング」にて講演とワークショップを実施

        10月7日に、浜松・浜名湖ツーリズムビューロー様が主催する「DMOパートナーズミーティング」に招聘していただき、ヒストリカルブランディングのセミナーと実践ワークショップを実施させていただきました。 官公庁、観光事業者、観光協会など約50名もの人が参加してくださり、懇親会にも30名近くが参加。セミナーの感想をはじめ、色々とお話しをさせていただき、僕自身も充実した時間を過ごすことができました。 浜松でのヒストリカルブランディングの実践に向けて弊社一同でこれからも応援していきま

        • 【NEWS】ちば学リレー講座の講師をしました

          非常勤先の神田外語大学からの要請で、ちば産学官連携プラットフォームが主催する「ちば学リレー講座」の第7回講師を務めてきました。こちらは千葉の市民向け講座です。 テーマは「ちばの町づくりー千葉県の観光の実態とポテンシャル」。 なんで、千葉にあるのにディズニーランドなのか?それは観光地経営論で考えれば分かる!などなど話してきました。 受講生の方からは、あるなら先生のゼミに入りたい!というご要望までいただけたのですが、あいにく僕は専任じゃないのでゼミないですとお話ししておきま

          【News】ブックファースト新宿店のフェアで紹介されました

          ブックファースト新宿店で「SERENDIP」さんのブックフェアが11月8日まで開催されています。 ビジネスパーソンの視野を押し広げる多様な分野の書籍を紹介中なのですが、#角川新書 を代表して 『ヒストリカル・ブランディング』 が取り上げられました! 11月10日で発売から1年経過する鮮度なのですが、こうして取り上げてもらえて嬉しいです。東京近郊の方、新宿にお寄りの際はお越しください。

          【News】ブックファースト新宿店のフェアで紹介されました

          『ヒストリカル・ブランディング』をニッキンOnlineで推薦してもらいました

          発行部数10万部、最大規模の金融総合専門紙である「ニッキン」の電子版である「ニッキンONLINE」の推薦図書コーナーで、『ヒストリカル・ブランディング』を取り上げてもらっていました。 地銀、信金など地方創生や観光において地域の金融機関が果たす役割は大きいので、こうして取り上げていただけたことは嬉しいですね。

          『ヒストリカル・ブランディング』をニッキンOnlineで推薦してもらいました

          観光マーケティングはなぜ「ズレている」のか~ズレの正体とその構造③:ツーリズム・マーケティングとデスティネーション・マーケティング

          観光マーケティングは3つの「ズレる」構造を持っている。その詳細について記載してきた連載もこれで最後です。第1のズレと第2のズレについては以下のように記事でまとめています。本稿は下記2つの記事を前提にしていますので、まだ読んでいない方は下記を読んでもらえると理解が深まります。 この記事では最後のズレである「ツーリズム・マーケティング」と「デスティネーション・マーケティング」の違いについて説明したいと思います。 「観光マーケティング」の違和感 突然ですが、あなたは自治体職員

          観光マーケティングはなぜ「ズレている」のか~ズレの正体とその構造③:ツーリズム・マーケティングとデスティネーション・マーケティング

          誰の海を守るのかーNIKKEIブルーオーシャン・フォーラムで話したいことー

          来週の水曜日(2024年5月29日)に日経グループが主催する「NIKKEIブルーオーシャン・フォーラムー海の保全と海洋資源の適正な利活用に向けて」のセクションに登壇することになりました。 先日、顔合わせを兼ねて登壇者と話し合ったのですが、その時にふと思い出したことがあります。 家族に見せたかった海 デザイナーである私の友人に「そういえば、最近とある離島に行ったんだよ」と何気なくと話した時のこと。友人と次のような会話になった。 友人は「実は、僕も10年くらい前にその島に

          誰の海を守るのかーNIKKEIブルーオーシャン・フォーラムで話したいことー

          観光マーケティングはなぜ「ズレている」のか~ズレの正体とその構造②:製造業マーケティングとサービスマーケティング~

          マーケティングにも種類がある 前回は、観光マーケティングが「ズレる」第1の理由としてプロモーションとマーケティングの違いについて説明しました。 プロモーションとマーケティングの違いについては、多くの人が主張しておりますし、マーケティングを少し触れたことがある人であれば良く知っているという人も多かったのではないかと思います。 ただ、観光マーケティングがズレる構造にはまだまだ続きがあります。いわばズレの第2ステップですね。そのズレはマーケティングにも種類があるということです

          観光マーケティングはなぜ「ズレている」のか~ズレの正体とその構造②:製造業マーケティングとサービスマーケティング~

          観光マーケティングはなぜ「ズレている」のか~ズレの正体とその構造:プロモーションとマーケティング編

          観光マーケティングは「ズレている」 「どこかで見たような風景だな」 旅先でふとそんな風に感じたことはありませんか? いま、日本では観光に関するニュースや取組がかつてないほどに起きています。観光はいまや国策として全国の自治体が多くの予算がついており、注目度も高くなってきました。 ただ、旅先のお土産屋に入るとどこかで見たことがあるようなものばかりだったり、風景もなんかどこかで見たことがあるなーというのは決して少なくありません。多くの観光地がより魅力的に感じてもらうために多額

          観光マーケティングはなぜ「ズレている」のか~ズレの正体とその構造:プロモーションとマーケティング編

          観光学と観光経営学は違うー観光教育と現場の”ミスマッチ”

          本日のポイント ・観光学と観光経営学は目的が違う。 ・日本は観光経営学が弱いという課題がある。 ・2つの学問がそれぞれの良さを活かして互いに交流し、高め合っていくことが重要。その際に大学及び実務家教員が果たす役割は大きくなる。 ・理論は現場で役に立つ。目の前の出来事の裏にある理論へ目を向けよう 観光学と観光経営学は違う 突然ですが、「観光学」と「観光経営学」は違う。と言われた時にどう思いますか?もうちょっと言うと、皆さんが思う観光学ってどっちでしょう? 実はこのテーマ

          観光学と観光経営学は違うー観光教育と現場の”ミスマッチ”

          山梨県庁でヒストリカル・ブランディング・ワークショップを実施

          先日、山梨県庁様から招聘いただきまして観光文化・スポーツ部の皆様と一緒にヒストリカル・ブランディング・ワークショップを実施してきました。 山梨県庁観光文化・スポーツ部様では部全体として私が提唱した「ヒストリカル・ブランディング」理論を導入して実現化していくことを考えているとのことで、部の指定図書のようになっているそうです。 当日のワークショップでは前半で事例研究しながら、ヒストリカル・ブランディング実践に向けての理論学習。後半はグループに別れて実際に自分たちでヒストリカル

          山梨県庁でヒストリカル・ブランディング・ワークショップを実施

          政治社会学会で講演会します

          リベラルアーツの復権と文理融合を目指すために設立された学術学会である「政治社会学会」の研究会で講演をすることになりました。 【講演】久保健治(ヒストリーデザイン) 「ヒストリカル・ ブランディングという発想ー歴史学と経営学を越境する試みとして の観光地ブランド」 【日時】2月26日(月)14:30〜16:00 【司会】大賀哲(九州大学) 【討論者】泰松範行(東洋学園大学) 【場所】東洋学園大学本郷キャンパス1号館9階1900室 私は当該学会には所属していないのですが、『

          政治社会学会で講演会します

          立命館大学のシンポジウムに登壇します

          2023年3月9日(土)に立命館大学主催のシンポジウムに登壇します。研究者、実践家、市民の皆さんと一緒に文化遺産の未来について考えるものです。 2024.03.09(土)13:00~16:50 「文化的資産の「負債化」を防ぐために ―近江八幡の事例にどう向き合うか―」|立命館大学社会システム研究所 2023年度公開学術シンポジウム 場所:ヴォーリズ学園 市井校地 高校東館講堂 参加費:無料 学術色強めですが、一般市民の方も参加されるので分かりやすくお話する予定です。ヒスト

          立命館大学のシンポジウムに登壇します

          『週刊東洋経済』にインタビュー記事が掲載されました

          本日発売の『週刊東洋経済』2024年1/20号にインタビュー記事が掲載されました。「話題の本」コーナーです。 https://www.fujisan.co.jp/product/5828/new/ インタビュー記事は東洋経済オンラインでもお読みいただけます。 本の内容はもちろんですが、本では触れていない内容についても語っています。『ヒストリカル・ブランディング』を読んだ方にもご参考になると思います。 発売されてから2か月経過しているのですが、こうして全国誌で取り上げて

          『週刊東洋経済』にインタビュー記事が掲載されました

          2024年2月9日にオンラインセミナーやります

          2024年2月9日の18:00からオンラインセミナーに登壇することになりました。宿屋大学というホテリエ専門のビジネススクールを運営する会社さんが主催です。 【こんな内容です】 ●ヒストリカル・ブランディングとは何か ●なぜ、「観光マーケティングはずれている」と帯に書いたのか ●地域を消費しない観光の特徴とは ●歴史が高付加価値と差別化を実現する理由 ●本には書かなかった最新事例で宿泊施設向けの方法を公開 ちなみに、私からの提案で学生さんには書籍を無料プレゼントします。宿泊

          2024年2月9日にオンラインセミナーやります