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酒は「百害あって一利なし」と判明
「酒は百薬の長」の間違いじゃないの?と思ったあなた。
「酒は適量なら体にいい」とか「寿命が延びる」というような話を良く聞きますよね?
実はあれ、大嘘なんです。
上のツイートにあるように、「適量なら体にいい」の根拠となっていた論文の調査方法に問題があったとの事。
その問題とは、「全く飲まない人」に、「過去お酒を飲んでいたが体を壊して飲めなくなった人たち」が含まれていたのです。
どのくらい飲んでいたかは個人差があるかもしれませんが、少なくとも上のグラフの右半分に位置する人たちのはずです。
それを「全く飲まない人」としてカウントして死亡リスクが高いようにみせるとは、詐欺です。悪意たっぷりの罠です。
ちょうど私は禁煙、禁酒の失敗経験が豊富なため、禁酒には一家言あるのですが、お酒に関する社会的な罠の中でも最上級のものじゃないでしょうか?
なぜなら、お酒は中毒性があり、正常な判断力を奪う薬物なため、「適量でやめる」のがとても難しいからです。
だから「体にいい」と言いくるめて「適量」を飲ませることに成功すれば、あとは勝手に習慣になり、少しずつ飲む量も増えるという算段です。
実際、私も「少しなら体にいい」という理由でワインを飲み始め、気づいたら「お茶の代わり」とか言いながらがぶ飲みしている自分が居ました。
そんなこんなで数々の失敗を乗り越えた末、禁酒セラピーを読んで禁酒したわけですが、以前のノートにも書いた通り、今の日本で禁酒をするのは少数派で、空気を読めない人の行為です。
それでも、テレビで今回のような話題が取り上げられることでその空気も少しずつかわるのではないか、と思っています。
今年は年号が変わることもあり、たくさんのパラダイムシフトが起きるきっかけが生まれる「パラダイムシフト主義元年」になると勝手に思ってるのですが、今回の件もお酒に対するパラダイムシフトが起きる前兆かな、と見ています。
以上、「酒は適量なら体にいい」が実は「百害あって一利なし」だったという話。