子供さん（22歳）

誰だったかな、誰かがいつか「子どもみたいな人が好きって言う人いるけど、子どもみたいにピンポンダッシュとかしてるの見てうわー好き！ってなるわけ？それはそれで問題あるよね。」と言っていた。

それを前置きにしてなんだけど、私は子どもみたいな人が好きだ。

そもそも私とあの誰かでは「子どもみたいな人」への解釈が違うのだろう。

私にとっての子どもみたいな人は法律上大人と呼ばれる年齢になっても心のどこかで童心を忘れずにいる人、もしくは忘れずにいたいと本気で願っている人。

行動が子どもみたいというよりも、子どもの頃の気持ちを大事にして生きていたいと思うそのマインドが好きだ。


今まで出会った中で一番の「子どもみたいな人」という友人がいる。

22歳の彼は、きっと本当に馬鹿なんだと思う。
馬鹿正直で真っ直ぐで、世の中の汚いことに精一杯抗って生きている。

子どもの頃に血肉とした漫画やアニメなどの作品を大人になった今でもとてもとても大事にしている。

本気で遊んで本気で泣く。


そんなところが大好きだ。

そして私もそんな人でありたい。

童心を忘れない子どもの気持ちをわかってあげられる大人になること。

これは私自身への自戒も込めた祈りでもある。