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ニ週間休んで気付くこと


去年の頭頃こんな本を読んだ。
小休止のすすめ

サイバーエージェントの藤田さんとタレントのヒロミさんによる、「休む」ということに関する対談だ。

過去五年近くまとまった休みを取っていなかったので少々疲れていた、というのもある。こういうのを読んでみよう、と。これを読んだ感想として、2019年は意図的にスローダウンする年にしよう、と決めていた。

その中で色々と思うところがあり、前職を退職することとなり、12月17日に最終出社日を迎えた。(なんだか中途半端だが・・)結果として、12月18日から仕事のことを考えない完全休養モードになった。

ここまで完全に休んだと言えるのは社会人になってからはじめてだと思う。ニつ前の会社から今の会社に移るときはそこまで休んだという感じはなかった。

1月1日の朝に起きたとき、ものすごくやる気が出てきた。ここ最近では感じていないくらいの感覚だった。

12月18日から1月1日。
そう、丸ニ週間経過した15日目である。もちろん新年だからというのはあるかもしれないが、いつもの年明けとは違う感覚を覚えた。

この間睡眠時間が増えているわけではないので、寝てるかどうか関係なさそうである。
しかし、一週間程度の休みでは感じられない、「リセット」された感覚を覚えた。これを感じるのには10日でもダメで、15日必要だったような気がする。15日も休むと体の側が「そろそろ動け」と言ってくるよう感じる。

五年に一度くらいは二週間休んだ方が良いのかもしれない、と思った。しかも、仕事のことを一ミリも考えないような休みを。頭の片隅に仕事の心配が残ると休んだことにならないのだ。

ドイツなどでは一年に二度(?)、二週間休むことを義務付けていると聞く。たまたまかもしれないが、その考え方からすると合理的なのかもしれない。

さて、休みモードはここまで。次は頑張るターン。オフモードとオンモードのバランスをとりながら2020年も頑張ろうと思う。数年後にまた一気に休む時間を取ろう。

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