Hirotaka Shionoya

Hirotaka Shionoya

最近の記事

妻が妊娠後期に車椅子になった話

今年5月に娘が誕生しました。 この話は娘ではなく、妻について。 これまで何事もなく普通に歩けていた妻が妊娠後期(32-33週頃)に歩けなくなり、車椅子生活を余儀なくされました。 ネット上にこのような体験談が非常に少なく、とても心配しました。同じような経験をする方がひょっとしているかもしれないので、書き残しておく目的で顛末を書いておきたいと思います。 妻の体に起きたこともともと5月中旬が予定日だった妻は妊娠後、妊娠でよくある現象があらわれていました。つわりや全身のかゆみな

    • 書評のテンプレ : 『人生後半の戦略書』〜副題〜

      今日紹介したい本はこちらです。 この書評は『投資としての読書』を読んで をもとにしたテンプレで作成しています。 この本を選んだ理由・自分にとっての課題自分の課題感: 人生を1試合にたとえたときに、『後半戦』という意識ができてきた。Xでこの本の感想を見ると、「キャリアの下降と向き合う」というキーワードがあり、もやもや感じていたこととフィットしていた。 英語での副題となっている、"Finding success, happiness and deep purpose in t

      • あすけんのCMのインサイトと数値管理の重要性

        最近投稿したこのポストについて。 そのCMはこちら。 このCMが言っているのはこういうことです。 ・あすけんアプリを使っていると今日どれだけ食べたか、カロリー摂取量がわかる。 ・あすけんアプリでは、今日何キロカロリーまで接種してよいかもわかる。 ・つまり、今日接種したカロリー数が少ない場合、「もう少し食べても良い」がわかる ・だからアイス食べよっと! カロリー摂取量を把握しておくのは重要だと思います。それがわからないととむやみ食べすぎたり、逆に食べなさすぎたりが発生しが

        • FP3級・2級試験に向けてやったこと

          2023年の目標として、「勉強」を挙げていました。実は数年前から網羅的なお金の知識を得たいと思っていて、FPに興味があったのですが、2020年頃に少しだけ勉強して挫折していました・・・。 今年はやろうと一念発起して、5月に3級・9月に2級を受験しました。いずれも日本FP協会の試験で、3級は合格、2級はまだ合格発表ありませんが、学科試験が45/60、実技が58/69とおそらく合格ラインを超えているのではないかと思っています。 そこで備忘としてFPに向けて勉強したことを書き残

          『解像度を上げる』〜「解像度」とはなんなのか?〜

          今日紹介したい本はこちらです。 この本を選んだ理由・自分にとっての課題解像度が高い・低いという言葉はビジネスをしていると頻繁に聞く話です。 顧客像がぼんやりしている、具体性がない、ロジックが通っていない、など解像度が低い状態とは何かはわかっているつもりですが、全てに置いて解像度が高いわけではありません。 一方で、いろいろな物事に置いて解像度が高い人がいて、その人がどう物事を捉えているのかが興味がありました。 解像度が高いとはどういうことか、いろいろな物事に対して解像度を上

          『解像度を上げる』〜「解像度」とはなんなのか?〜

          『投資としての読書』を読んで ~本の読み方を変えたい~

          突然ですが、書評を書いてみたいと思います。 書評を書きたいと思った本がこちら。 『投資としての読書』という本です。 なぜ書こうと思ったかというとめちゃシンプルな理由で、「外部に発信しながら学ぶ」と書かれていため。前からアウトプットしなきゃなーと思っていたので、これは書くしかないと。 書評第1回目がこの本になったのはそういった理由があります。 この本で自分が得たかったこと 自分自身の課題感:  本の読み方を変えたいと思った。 これまで、本を最初から全部読もうとして読みき

          『投資としての読書』を読んで ~本の読み方を変えたい~

          10年振り?にストレングスファインダーをやった話

          つい先日、ストレングスファインダーをやる機会があった。 結果はこちら。 前回いつやったか全然記憶にないのだが、2013-2015の間のどこかだと思うので、ほぼ10年ぶりのストレングスファインダーだった。 結果としては順番は変わり、3つ同じで2つが入れ替わった。 残ったことの意味と、入れ替わったことの意味を考えると、ここまでの10年と、次の10年について思うところがあったので書き残しておきたいと思う。 残ったもの 学習欲が1位→5位、慎重さが2位、責任感が4位→5位と

          10年振り?にストレングスファインダーをやった話

          多国籍&多拠点チームのマネジメントで重要なことを『異文化理解力』から学ぶ

          異文化環境でのマネジメントシリーズです。 始める前に・・こちらのnoteもご覧ください。 https://note.com/hishionoya/n/nd763603b0e8a 駐在するのにあたって読んだ本のもう1つに、『異文化理解力』があります。 異文化理解力――相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養 こちらの本、もともとはINSEADというフランスのビジネススクールの教授である、エリン・メイヤーさんが書かれた "THE CULTURE MAP"の翻

          多国籍&多拠点チームのマネジメントで重要なことを『異文化理解力』から学ぶ

          マネジメントとして海外に行くということ - 『日本人が海外で最高の仕事をする方法――スキルよりも大切なもの 』から学ぶ

          2019年まで約4年間海外(フィリピン)に駐在していました。 海外では、ミドルマネジメントとトップマネジメントを両方経験しました。その経験をもとに、「海外でのマネジメント」について考えていきたいと思います。 海外での駐在を始める際にいくつかの本を読み、参考にしました。その中で最も参考になったと言えるのがこちらの本でした。 日本人が海外で最高の仕事をする方法――スキルよりも大切なもの 糸木 公廣 こちらの本は「日本企業の海外駐在」という立場になり、これから赴任する

          マネジメントとして海外に行くということ - 『日本人が海外で最高の仕事をする方法――スキルよりも大切なもの 』から学ぶ

          ニ週間休んで気付くこと

          去年の頭頃こんな本を読んだ。 小休止のすすめ サイバーエージェントの藤田さんとタレントのヒロミさんによる、「休む」ということに関する対談だ。 過去五年近くまとまった休みを取っていなかったので少々疲れていた、というのもある。こういうのを読んでみよう、と。これを読んだ感想として、2019年は意図的にスローダウンする年にしよう、と決めていた。 その中で色々と思うところがあり、前職を退職することとなり、12月17日に最終出社日を迎えた。(なんだか中途半端だが・・)結果として、1

          ニ週間休んで気付くこと

          1→0をやるのに向いた人

          これまでキャリアの中でやってきたことを振りかえるなかで、「1→0をよくやったなあ」とふと思った。 「0→1」ではない。「1→0」である。書き間違いではない。 「1→0」とは、0から1を作ったものの、1が花開かず、そのまま1で留まったサービスを終了させる、ということである。 1で留まるものには以下の特徴がある。 ・仮説構築が粗く、後になるとなにを検証したかったのかすら不明。 ・その仮説がどこまで達成されたかはともかく、担当が外れる。にもかかわらず、なんらかの理由でサービ

          1→0をやるのに向いた人

          プロダクトマネージャーとプロジェクトマネージャーの違いと必要な素養

          PMという職種は「プロダクトマネージャー」と「プロジェクトマネージャー」という2つのうちどちらかで略されることが多い。 両者を混同する例は多く、はずかしながら?自分のまわりも混同する例が散見されたので、改めてプロダクトマネージャーとプロダクトマネージャーの違いについて書いてみたいと思う。この2つの違いをきちんと整理できているだろうか? 両方の言葉は、「PM」と略されることが多い。混同を避けるために、プロダクトマネージャーを「PdM」、プロジェクトマネージャーを「PjM」と

          プロダクトマネージャーとプロジェクトマネージャーの違いと必要な素養