書評:ダークサイド・スキル①
読むの2回目。これは、ミドルベンチャーくらいの企業のリーダー職や管理職にはぜひおススメしたい。
長くなりそうなので、いったん①とさせてもらった。
私は正直言って、かなり無口だ。
なので伸び代がある!
本書を読んで、会社というか組織ってめちゃおもろいやないか!と思えているのでポジティブである。
社内諜報戦をいかに戦い抜くか
以下抜粋
「情報の非対称性をうまく使えば、上司を思うように操ることも不可能ではない。」
「借り物競争戦略」
「シナプスの伸ばし方」
社会人になって1.5年を経て、非常に分かることがある。
それは、組織にはあらゆる情報が存在しているということだ。
残念ながら私はミドルマネジメント層ではないので、本書のターゲットど真ん中ではない。
が、とても示唆に富む内容が多いため、意見を交えつつ書いていく。
まずは本のメッセージ
ミドルマネジメント層の重要性を説いているのが出発点。
なぜなら、ミドルマネジメント層は現場と経営のそれぞれ一次情報が取りに行ける存在だから。
ロジカルシンキングなどのスキルとは違い、社内政治力のような泥臭いヒューマンスキルはやはり会社組織において必要である。
私がコーポレート本部に異動するときに上司に言われたこと
それは、より一層、会社の皆さんにコミュニケーションをとっていくことが必要だよ、ということ。
私を知る皆さんは分かるだろうが、私はしゃべりません。
経営企画として致命的です。
またこれに関しては別の機会で話します。
スターバックスの店員さんの丁寧な接客にも戸惑ったり(笑)など、まだまだ未熟な要素が多いんです。オロの皆さんすいません、助けてもらってばかりです。
さて、話を戻すと、冒頭に箇条書きした内容について深堀していきます。
「情報の非対称性をうまく使えば、上司を思うように操ることも不可能ではない。」
誤解してほしくないのは、私が上司を操ろうと企んでいるわけではない、ということです。
それだけ経営層は限られた時間の中、完全に情報がないなか、意思決定をしているということです。
まず、「意思決定」という言葉に対する定義が私の中で変わりました。
不確実性のある状況で、経験と勘を上手く活用して物事を決めること
これです。すべて情報が出揃っていて論理的に決めれる、判断できるのは意思決定ではない。ということです。
これだけでも価値ある気づきでした。
話を戻すと、経営企画としての私の工夫の余地としては、タイミングを見極めて冷静なパスを上司に出すということ。
借り物競争戦略
異動して右も左も分からなかった私は、自然に一部実践していたのですが、
「知ってる人に聞きまくる」ということです。
正直、入社2年目で話したこともない私のお願いを、会社の人たちは聞いてくれません。(もちろん、皆さん協力していただいております。ありがとうございます。)
単純にお願いだけだと、業務が増えるだけで迷惑だからですね。これは私も容易に想像できるので、そこからがスタート。
キーマンの力を借りる、コーポレートという立場を利用する、というのが大事になってくるということ。
カードをどう活かすか、というのが肝ということが言いたいです。
会社の方々には非常に期待と協力をいただいていることが前提にあります。ほんとありがとうございます。
シナプスの伸ばし方
キーマンや仲の良い社員、社外のコミュニティなどあらゆる情報網やチャネルを育てていくということの大事さ。
自分なりに築いた神経回路が将来の武器になるということ。
正直、私より15年長く働いている社員の方がいるので、いくら私が頑張っても敵わないわけです。
こんな私にでも期待したり声をかけてくださる社員の方々がいますので、貴重な味方です。
志の高いオロの皆さんと私も頑張りたい、というところで締めたいと思います。
まとめ
シナプスは使えば使うほど太くなる。
すなわち頻繁に情報をやり取りして、相互に成長していける関係を多くの方々と築いていく。
無口な私には伸びしろしかない。
第2弾も来週くらいには書きたい。
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