『東大教授の考え続ける力がつく思考習慣』

普段の読書から思ったことや仕事への応用をアウトプットしていきます。

この本を選んだ背景

前職の同僚との「短期的に考えて答えを出すのは難しくないけど、長期的な視点で事業内容や継続を考えるのって難しいよね」という会話を思い出し、偶然選んだ一冊です。

内容

表紙にも書かれている7つの力について、著者自身の例を中心に解説されています。
僕に当てはめてみると、自然と行っているものもあれば意識してもなかなかうまくいかないものもあります。
これまでの人生でどのように考えるクセがついているかを再発見するよい機会となりました。
以下にいくつか抜粋してみたいと思います。

  • どんなに複雑で難解な現象も、1段を10段、10段を100段と分解していけば、単純なことの組み合わせだと理解できます。

  • 「好事魔多し」と言うように、物事が好調に進んでいるときに誘惑や邪魔が入るのはよくあることです。その場合は、死ぬ間際に人生を振り返ったとき、後悔しない選択をしてください。

  • 目の前にいくつかの選択肢があった場合、どこに進めばいいか迷うことはあります。それこそが人生の面白いところで、正解がない中から選んだ道を自分で正解にしていくことに醍醐味があるのです。

  • 直感は誰にでもありますが、「精度の高い直感」は一朝一夕では身につきません。

  • つまり、ひらめきというのは自然に浮かぶものではなく、脳をフル回転させて考え続けてきた努力があってこそ、初めて生まれるものなのです。

  • どんな情報も、子どものように「なぜ?」「なんで?」と疑い、目に入るものすべてを不思議がる。

フィードバック

正直なところ、日ごろ意識し続けていてもなかなか身につきにくいのが「習慣」です。
そのなかでも形を伴わない「思考」となれば、更に難易度が上がります。
まずは自分が伸ばしたい力や改善したい力を把握して、徐々に取り組むのがよさそうです。

終わりに

毎日少しずつ読書はしてますが、アウトプットはなかなか進みません。
自分の考えを整理するのにうってつけなので、もう少し頻度を上げていきたいと思います。


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