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#157 「嫌われる勇気」読書メモ

おはようございます。

袈裟や仏具の企画販売することを通じて豊かなものを拡げていきたい
久柳-くりゅう- の 昌子久晃(しょうじひさてる)です。

昨日、嫌われる勇気をポチったらその日中に届いて、今朝読み始めました。
言わずと知れたベストセラー、今さら感はありますが、読み進めてます。

気になるところを抜粋してメモしただけに近い記事となります。

【哲人】
世界はシンプルである
あなたが複雑にしているのである

問題は世界がどうあるか、
でなくあなたがどうあるか

人は変われます
のみならず
幸福になることもできます

文書の構成は
「人は変われない」と主張する感情的な【青年】と
「人は変われる」と主張する冷静な【哲人】との対話形式で進んでいきます。

アドラー心理学をベースに【哲人】の論理は展開されていきます。

【哲人】
(ひきこもりの人物に対して)
「不安だから、外に出られない」のではありません。
順番は逆で「外に出たくないから、不安と言う感情をつくり出している」
と考えるのです。
(中略)
アドラー心理学では、これを「目的論」と呼びます。

【青年】
あくまでも、「人は変われる」を前提に考えよ、
とおっしゃるのですね。
【哲人】
もちろんです。

【哲人】
(アドラーの言葉を引用して)
「大切なのは何が与えられているのかではなく、与えられたものをどう使うか」である。

パラパラとページをめくって、最後までこの対話形式で続いていくのですね。

青年と哲人の会話が「第1夜」「第5夜」まであるのですが、序章だけで閉じるつもりが、引き込まれて行って、第一夜を一気に読みました。

アドラー心理学、仏教的な要素、思想に近い部分もあるという風に感じながら読み進めてます。

本書からの引用にもなるのですが、
「ソクラテスは自身の手による著作を一冊も残さなかった。
彼の哲学を著作という形で後世に残したのは弟子のプラトンだった。」
という部分は、これは、現代において仏教の経典を説いたのは釈迦ではなく、その弟子たちだった、という構図と近い。


【哲人】が展開する論理に、終始反発心がある【青年】の平行線の議論は最後考えが交わって終わるのでしょうか。

読み進めるのが楽しみです。

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